応援広告のポテンシャル市場は769億円 「広告を見に行くこと」も推し活の一部に

推しの記念日にすることベスト3

推しの記念日に行うことについて調査したところ、1位はSNSでの投稿、2位は市販のケーキを用意すること、3位は応援広告の企画・出資・見学であることがわかったという。

グラフ その他 推し活の誕生日・記念日に「応援広告」!?

jeki調査発表資料より。

また応援広告の認知率は、推しの有無に関わらず19.5%に達していることがわかった。特に推し活をしている人からの認知度は59%と高く、昨年より14.7ポイント増加。実際に見たことがある人も27%にのぼった。

グラフ その他 推し活実施者の半数以上が応援広告を知っている!

jeki調査発表資料より。

昨年までの調査では東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の15歳から69 歳の男女を対象にしていたが、今回は初の全国規模での実施。推し活の有無を問わず一般生活者ベース全国の認知度を調査したところ、最も認知度が高いのは東京で25.6%、応援広告の掲出数も最多となっていた。

図 都道府県別 応援広告認知度

jeki調査発表資料より。

ポテンシャル市場規模は約769億円

同社によると応援広告のポテンシャル市場は約769億円と試算され、推し活市場規模(約8,000億円)の約10%、屋外広告・交通広告費(約4,338億円)の約18%に相当する。2023年度の同調査では377億円と推計しており、大きく増加している。

図 応援広告のポテンシャル市場規模

jeki調査発表資料より。

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