新CMに出演する坂東龍汰
独自のこだわりや価値観を重視するユーザーをターゲットとしているため、通常のビールとは異なるアプローチが求められる。全国各地に個性豊かな醸造所が存在する点に着目し、同社は競合他社とも積極的に連携してクラフトビールの魅力を伝えていく。
昨年好評だった、商品名を明かさずに様々なクラフトビールを提供する「クチコミで味わうビアバー」のような施策を展開する。ほか、ヤッホーブルーイングやファーイーストブルーイングなど、さまざまなブランドをラインナップしている会員制の生ビール配送サービス「キリン ホームタップ」においても、企業やブランドの垣根を超えてカテゴリー全体を盛り上げていく。
「SVB」に関して、久保氏は「昨年まではキリンブランドの一つとして展開していたが、リブランディングを機に原点に立ち戻り、独自のクラフトビールブランドとして再出発したい」と話した。
シーズンごとに異なるテーマでクラフトビールの魅力を発信する施策も展開する予定で、テーマに沿った期間限定品などを展開する。