今回の企画意図について、マルヒのプランナー 折茂彰弘氏は「1994年に発売、今年で32年目を迎える『中華名菜』が大幅リニューアルするこのタイミングで、これまでのメインの購買層である50~60代の女性だけでなく、子育て世代の30~40代の女性にも同ブランドを認知してもらおうと企画した」と話す。
「『中華名菜』を買ってくださるお客さまにとって良かれと思い、原材料が高騰する中でも値段を据え置くために、内容量を減らしてしまっていた時期がありました。しかしSNSなどを通じてそういったことが透けて見えてしまう時代だからこそ、愛ゆえに時には厳しいダメ出しもしてくれる存在が必要だと考え、“中名 華菜”というキャラクターが生まれました。
そのため今回はあえて、普通の商品やブランドコミュニケーションではなかなか言及しにくい、内容量を減らしてしまっていたことや、売上がややダウンであるというトピックにも真正面から切り込んでいます。『中華名菜』を買っているお客さまの声を代弁してくれる“中名 華菜”というキャラクターがいるからこそ、ネガティブになりすぎず、コミカルに表現できました。
具体的なアプローチは、『中華名菜』を愛し過ぎてしまった“中名 華菜”なら、どんな行動にでるのかをシンプルに考えた結果生まれたものです。その行き過ぎた愛ゆえに、メーカーである日本ハムに押しかけ、広報担当に就任することを勝手に決め、職務として当然のようにプレスリリースを書き換え、Xを乗っ取ってしまうだろう。それぐらいの熱量を持ったキャラクターであることをそのまま可視化したのが本プロモーションです。認知獲得を超えた、ブランドがより良い方向に進むためのクリエイティブとなればと思っています」(折茂氏)。
リニューアルしたに対する中名 華菜のコメント。
スタッフリスト
企画制作
ADK、Blue Schnauzer、マルヒ、東北新社
CD
加藤哲志
企画
折茂彰弘
D
寺部麻依子
Pr
島瀬悠光加、小口勝一
PM | 水野佑香、森川瑞希、光岡翔太 |
演出 | 佐藤 渉 |
撮影 | 町田 博、森 恒河(フォトグラファー) |
照明 | 木村太朗 |
美術 | 大沼しほ |
編集 | 前田憲彦(オフライン)、田端俊朗(オンライン) |
音楽 | 池田耕太 |
MIX | 小松 徹 |
ST | 岩切あゆみ、野中沙織(サブキャスト担当) |
HM | 根本茉波、佐藤こもも(サブキャスト担当) |
CAS | 青木明日香 |
PRプランナー | 渡邉 望、北島美佳、森田健太郎、津田桂佑、柳澤優羽 |
AE | 樋沢 学、日渡俊夫、堀井信夫 |
出演 | じろう(シソンヌ)、長谷川忍(シソンヌ)、細井じゅん、阿諏訪泰義、大浦育子、高橋茅世、松菜乃子、怜 |
クッキング | 梅澤由佳 |
レタッチャー | 畑尾 拓 |
SNSプランナー | ふくままさひろ |