「それでも笑顔で生きたい」 被災地での日常を描く大和ハウス新CM

「海」を通じて自分らしい生き方をする人々の暮らしを描写

大和ハウス工業は、新CM「気仙沼 それぞれの朝」篇を3月1日から放映している。舞台は宮城県気仙沼市の漁港。同市によると、2011年の東日本大震災で失われた人命は1300人を超え、漁港や市場など広範囲に被害が及んだという。CMでは、災害の爪痕が残る中でも、明るくオープンにふるまう人々の姿を描き、同社が掲げる「共創共生」の在り方を映し出した。

漁師や民宿の女将など様々な人々の日常を描いた新CM「気仙沼 それぞれの朝」篇

CMは、夜明けから朝へと時間軸に沿い、気仙沼市の様々な場所の風景をつないでいく構成となっている。船上や漁港だけでなく、民宿や食堂、登校中の子どもたちの姿なども描かれている。

「外の人に助けられた」「つらいこともすごくいっぱいあった」「それでも笑顔で生きたい」といった地元の人々の声も紹介。CMの最後には、漁師の帰りを笑顔で出迎える人々の姿が映し出され、「共に創る、共に生きる」というナレーションの言葉で締めくくられる。

同社はCM制作にあたり、漁師をはじめとする地元の人々を取材した。漁業が盛んな気仙沼だが、漁師や漁港の様子を映すだけでなく、様々な日常のシーンを描くことを意識したという。

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