味の素、QuizKnockコラボ第2弾 アミノ酸を学ぶ「白い粉麻雀」とは?

味の素は3月23日、QuizKnockコラボのYouTube動画とWeb記事を公開した。味の素が創業以来100年以上研究し続けてきたアミノ酸について、学べる内容となっている。

本企画は2023年12月に実施されたコラボ企画の第2弾。同企画はアミノ酸が生活に身近であると知ってもらうためのもので、第1回では10種類の「白い粉」の正体を探る動画を公開。長年同社でも、アミノ酸について様々な対外コミュニケーションを行ってきていたが、学術的な説明が多く、特に若年層に向けて広くリーチすることが難しいと感じていたことから、コラボが始まったという。

今回公開したのは、QuizKnockが味の素提供のアミノ酸や核酸、調味料などの白い粉末の共通点を探しながら、麻雀を行う動画だ。しかし、麻雀のルールは特殊なものになっている。

例えば、「分岐鎖アミノ酸」である特徴を持つ「パリン」「ロイシン」「イソロイシン」。それら3つがそろえば「分岐鎖アミノ酸」という「役」が完成する。同様に他の粉末でも共通点を見つけて「役」を完成させ、メンバーは完成させた「役」の芸術点の高さで点数が決まるという仕組みだ。

なぜ「麻雀」をテーマにしたのか。味の素 グローバルコミュニケーション部 メディアグループの大住磨緒氏によると、前回コラボの「白い粉」をなめたり実験をしたりしながら、その中身を当てる企画の好評を受けて、同じく「白い粉」軸でQuizKnockの人気企画である麻雀と組み合わせたという。

さらにWeb記事では、「白い粉」にまつわる5問の二択クイズを出題。動画を見ていれば答えられるクイズもあり、楽しみながらアミノ酸について学ぶことができる。YouTube動画ではアミノ酸についての認知・興味関心を広く獲得し、Web記事で理解をより深めてもらう設計を目指した。

「記事には、動画では語り切れないアミノ酸の特徴や他の人に話したくなるような豆知識などを盛り込み、知識欲を刺激することを目指しました。動画と記事、どちらから回遊しても新しい発見があり、楽しく学べることを意識しています」(大住氏)。

大住氏によると、第1弾の動画と、それと合わせて実施した高校生・大学生向けのクイズ大会では良い感触を得ることができていたという。その成果もあり、今回の第2弾が実現した。

「単発ではなく、違うかたちで複数回伝えていくことで根強いファンをつくっていきたいと思っています」(大住氏)。

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