カーツメディアワークス流、世の中の関心を捉え経営課題を解決するコミュニケーションとは?

認知拡大やイメージ向上を強化するなら、話題を生み出すプロの力を借り、共感を集めるストーリーを発信したい。PRコンサルティング事業を行うカーツメディアワークスでは、どのような広報支援を行っているのか。
写真 人物 集合 戦略PR局のメンバー

戦略PR局のメンバー。企業の課題や目標に合わせ広報戦略を立案する。上場企業からスタートアップ、外資系など幅広い企業の広報コンサルの経験豊富なメンバー、語学堪能なメンバーが多く在籍。

2023年に、経営コンサルティング会社タナベコンサルティンググループ(東証プライム上場)のグループ会社となったカーツメディアワークス。

ビジョンとして、「『幸せな』情報体験があふれる世界を目指して」を掲げる。元テレビ番組の制作者であり、日々のニュースと向き合ってきた代表取締役 村上崇氏、そして同社で働く社員の思いがこのビジョンには込められている。それは「世の中には悲しい出来事もあるが、少しでも心躍る体験、笑い合える時間が多くなるよう、幸せになる情報を届けたい」という願いだ。

PRコンサルティングを主軸に

カーツメディアワークスの創業は2002年。テレビ番組のパブリシティ獲得を得意としてきたが、その後、事業領域を広げ、現在は総合PR会社として、PRコンサルティングやデジタルマーケティング事業を展開する。海外向けプレスリリース配信プラットフォーム「Global PR Wire」も運営している。

長期的にコンサルティングを継続する「リテナー契約」とプロジェクト単位で業務を請け負う「スポット契約」の内訳は7:3。「一度ご支援した企業からの紹介や、担当者が転職した先の企業からお声がけいただくケースも多いです。スポットからリテナーに契約を切り替えるクライアント企業も少なくありません」と取締役の佐藤敦氏。

例えば、これまで広報活動を重視してこなかった企業を支援する場合、数年後にどうありたいかというロードマップを作成し、そこから逆算して打ち手を決めていく。「業界を超えた企業認知を獲得したい」となれば、設定したターゲットメディアに、「報道する理由」となる切り口を提案し、報道が報道を呼ぶ「報道連鎖」を狙う。

昨今は、タナベコンサルティンググループと協働し、企業のリブランディングのプロジェクトに参画して、そのPR領域を担うケースも出てきた。

フレキシブルな対応

2025年3月時点の社員数は少数精鋭で20名弱。戦略PR局のメンバーは、クライアント企業の課題の整理から、広報戦略の立案、コミュニケーション施策の実施まで一気通貫で寄り添い、企業の広報担当者の要望にフレキシブルに対応する。

その一例として「12月の売上を高めたい」という課題を持つ飲食チェーン店の広報支援では、PR視点で商品メニューの開発から行った。売上が落ち込む12月のタイミングに、季節性とトレンドを掛け合わせた画映えするメニューで、メディアの関心を惹きつけ、報道につなげている。「SNSで広く拡散され、数量限定メニューでありながらも人気を博し、業態の12月の売上は過去最大に。次年度以降も定番の商品となりました」と戦略PR局の森山稚夏氏は振り返る。

グラフ その他 売上拡大に新メニュー開発で貢献した事例

図1 売上拡大に新メニュー開発で貢献した事例

世の中の関心をつかんだ立案

「新しい概念」を世の中に広めていくようなチャレンジも行っている。例えば、日本ではなじみの薄かった新ジャンルの高級ホテルを支援した際は、ホテルスタッフの制服に着目。デニムを取り入れた意外性のあるスタイルを提案し、デニムブランドとのコラボ制服を開発した。記者発表会を開き、従来とは異なるホテルのポジションを分かりやすく提示することに成功している。

「企業認知を高めたいが、メディアにアピールするものがない」。そう悩むBtoB企業に対してはヒアリングを徹底し、組織に眠る資産を再発見。見せ方を工夫した提案も行う。例えば、ある防災事業を展開するBtoB企業の広報では、小学校の出張授業を企画しメディアを誘致。授業を学校のある地域で起きた自然災害と絡めた内容とし、パブリシティを獲得している。その報道を見た関係者からの問い合わせにつながるなど、ビジネス上の反響にも寄与した。

ある業界の企業が一堂に会する世界最大級のBtoB展示会の広報を手掛けた際には、目標の来場者10万人を達成。戦略PR局の小石茉奈美氏は「イベント初日にテレビ報道があるかどうかで、その後の来場者数が変わります。そのため、業界の人手不足を切り口に、メディアに企画書を持参してアプローチ。全キー局に報道してもらうことができました。加えて、展示会に来場したメディアに対して、出展企業のPRも行ったところ取材につながり、報道翌日に株価の最高値を更新しました」と話す。「どんな企業の広報支援をするにしても、まず自分自身が企業のファンになることを大切にしている」と小石氏。そうした熱量の高さは、「幸せな情報体験」を生み出すための広報戦略の提案にもにじみ出る。

「自社の強みは自身では気づきにくいもの。企業での広報が自走するようになるまでは、PR会社をぜひ頼ってほしい」と佐藤氏は言う。

「客観的に企業の魅力を整理して発信していくことが広報の第一歩。私たちも広報のプロとして、成果を出すための意見をお伝えしていきます。世の中に企業の魅力をどう広めていけばいいのか、共に議論していきたいと考えています」(佐藤氏)。

グラフ その他 BtoB企業の認知拡大に貢献した例

図2 BtoB企業の認知拡大に貢献した例

トーク番組「広報流&メディア流」

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カーツメディアワークスの代表取締役 村上崇氏がコメンテーターを務めるトーク番組「広報流&メディア流」。レインボータウンFMや公式YouTubeチャンネルで視聴できる。「広報テクニック」「時事ネタ」「トレンドニュース」「PRの苦労話」などがテーマ。広報PR担当者、メディア従事者、マーケティング担当者など、最前線で活躍するゲストを招き、トークする。
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