銀座で「TDC2025」展スタート、グランプリは橋本麦氏 早口言葉がテーマの楽曲MV

文字や言葉の視覚表現を軸にしたグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞2025」(主催:東京タイプディレクターズクラブ)の成果を披露する「TDC2025」が4月4日からギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。

35回目となる今回は、3590作品(国内:1636作品、海外:1954作品)の応募があった。グランプリを受賞したのは、映像作家の橋本麦氏がMONO NO AWARE/imai(group_inou)のために制作したミュージックビデオ「MONO NO AWARE / かむかもしかもにどもかも! (imai remix)」だ。早口言葉の歌に合わせコマ撮りで制作された。

橋本氏は受賞にあたり、次のようにコメントを寄せている(一部抜粋)。「この短いアニメーションは、Unicode という文字コードへの個人的な関心から生まれました。狭義のタイポグラフィを超え、『文字』そのものに目を向けたこの試みを評価してくださり、とても嬉しく思います」。

本賞の授賞式は、4月4日に展覧会会場にて実施予定。4月5日には東京都立産業貿易センター 浜松町館にて受賞者が作品を語る「TDCDAY 2025」が開催される。

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