「ワークビールバランス」提唱 アサヒゼロ、新プロジェクトで100万人の飲用機会創出

写真 人物 アンバサダーに就任したフットボールアワーの後藤輝基

アンバサダーに就任したフットボールアワーの後藤輝基

こうした背景から、仕事とビールを楽しむ時間を両立する「ワークビールバランス」を提唱。「アサヒゼロ」を生活に取り入れ、ワークビールバランスの実現を目指す「働くあなたにアサヒゼロ プロジェクト」を始動した。

出張ノンアルビアスタンドやワークビールバランス研修を実施するほか、賛同企業との共創事業や啓発活動を推進する。すでに賛同企業は30社以上に上る。

社員の適正飲酒を推進したい企業が多く、無理なく普段の生活に取り込める点が評価されているという。実際に、プロジェクトに先駆けて賛同企業を対象に実施した出張サンプリングイベントでは、「強制的に従業員に多量のアルコール摂取をやめさせることはできないが、おいしいので自然とアルコールを減らすことができる」と好評だった。

「アサヒゼロ」を生活に取り入れたフットボールアワーの後藤輝基をアンバサダーに起用。4月7日から放映するテレビCMは、後藤がインタビューを通じてノンアルコールビールやビールとの付き合い方について尋ねる内容となっている。

2026年末までに賛同企業100社を目指し、企業内外の従業員や個人事業主を含む合計100万人にサンプリングを行う。プロジェクトを拡大し、2030年までに500社の賛同企業との協力体制を確立したい考え。2025年の「アサヒゼロ」の販売目標は前年比116%となる200万箱に設定している。

アルコール分0.00%のノンアルコールビールは2009年に初登場。同社も同年に「ポイント0」を発売した。2012年に発売した「ドライゼロ」は2016年から9年連続売上ナンバー1を達成。シャープな味わいの「ドライゼロ」とビールらしい味わいの「アサヒゼロ」ですみ分けができており、両ブランド共に好調に推移しているという。

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