「Indeed」CMフレーズ3年ぶり復活 2つのキャンペーン並行の狙いを聞く

「ライトタッチ型」「共感型」の両軸展開

イメージ ルセラフィム起用の「やってみたい仕事」篇

ルセラフィム起用の「やってみたい仕事」篇

この戦略のもと、「ライトタッチ型」のCMを控え、「共感型」のクリエイティブ展開に注力。結果として、2022年6月のCMを最後に「♪仕事・バイト探しはIndeed」のフレーズは使用されなくなった。

過去と同じコミュニケーションを控えることで、ブランドポジションの変化を印象付ける狙いもあった。一方、マーケティング本部 シニアディレクターの田尻祥一氏は「2年間トライアルしたものの、利用意向に劇的な変化はなかった」と振り返る。特に若年層の利用意向は減少傾向にあり、課題が浮き彫りとなった。

そこで2024年11月から「いい未来は探せる」を進化させる新ブランドコミュニケーションを展開。これまでの強みを生かした「ライトタッチ型」のCMを復活させ、「共感型」CMと両輪で展開する方針を採用した。

11月26日から放映した CM「やってみたい仕事」篇は「ライトタッチ型」で、若者人気が高い「ルセラフィム」を起用。CM総合研究所の2025年1月前期 銘柄別CM好感度(2024年12月20日〜2025年1月4日)でナンバー1を獲得する など、大きな話題を呼んでいる。

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