遠征してでもこの映画館に行きたい!応援上映に学ぶ、愛があつまる場所づくり

勝利を見届けるために「遠征」も

よく、「応援上映」を楽しむファンたちが口にするのは「今日は○○が勝つかもしれない」という言葉だ。映画の結末は変わることはない。それでも応援によって、もしかしたら「今日は勝つんじゃないか?」と思える。なんだかいつもより歌声に熱がこもっている気がする(本当に音響がいい劇場で、それを体感しに行くこともある)のだ。

このとき、前述の「ヒプノシスマイク」では、「ディビジョン・ラップバトル」という作品の特徴と、全国での劇場公開という特性がこの上なくマッチした。各ディビジョンの“お膝元”である池袋、渋谷、新宿、横浜、大阪、名古屋にある劇場に行けば、かなり高い確率でそのチームの優勝を見届けることができるのだ。

特設サイトではリアルタイムに全国の上映館の得票状況が公開されており、地域ごとや上映時間帯ごとの傾向を観ているだけでも興味深い。

特設サイトより引用。3月28日からは「VOTING STATUS」のページがパワーアップし、各劇場の傾向を一覧で閲覧できるようになった。

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