芹澤連さんとブランド広告について議論しましょう:第2回論文輪読会のお誘い

広告不要論は正しいのか?

AdverTimes.主催「第1回論文輪読会」は書籍『ブランディングの科学』をテーマに1月27日に開かれ、100人を超える方に参加いただき盛況のうちに終えました。改めて、参加いただいた皆様、パネリストの皆様に厚く御礼申し上げます。(本稿はすべて編集部からのお知らせです)

さて、第2回「論文輪読会」の概要が固まりました。開催は5月7日です。以下の概要を確認いただき、ぜひご参加ください。

今回のテーマは広告です。昨今「広告しなくても売上があまり減らないのに、なぜ継続する必要があるのか」といった広告不要論が再燃しています。今一度広告の働きについて、海外の論文をもとに考えてみたいと思います。

論文輪読会の趣旨や実務家がマーケティングの先行研究に学ぶ意義については、本コラムの初回をぜひご覧ください。

なお、第1回輪読会のレポートについては4月中旬に本欄で公開します。大変お待たせしていますが、今しばらくお待ち願います。

論文輪読会参加のご案内

上記の通り、論文輪読会への参加を募ります。下記概要を確認のうえ、お申込みください。パネリストについては審査があります。

開催日時:2025年5月7日(水)18:00~19:00
形式:オンライン開催 ※アクセス先は参加対象の方にお知らせします。
テーマ:Brand Advertising As Creative Publicity(Andrew Ehrenberg, Neil Barnard, Rachel Kennedy, Helen Bloom)
参加費:無料
お申込み:こちら のフォームより、4月17日(木)までにお申し込みください。「パネリスト」「オーディエンス」のいずれかを選択願います。「パネリスト」希望の方は、下記を参照のうえ、パネリスト課題についても上記期日までに回答ください。「オーディエンス」希望の方には審査はありません。なお、「パネリスト」ご希望で選ばれなかった場合は「オーディエンス」としてぜひ参加ください。
※アーカイブの公開は行っていません。

パネリスト参加希望の方へ

パネリストは、論文輪読会の中心的な役割を果たします。2~3人程度を予定しています。学びの機会となりますので、積極的なチャレンジをお待ちしています。なお下記の条件に同意いただくことを条件とします。確認のうえ、同意いただける方のみエントリーください。

  • 書籍『戦略ごっこ―マーケティング“以前”の問題』を読んでいること
  • 本連載にレポート記事を掲載するにあたり、コメントを掲載することに同意いただけること(内容の事前ご確認は行います)
  • 論文輪読会の録画・録音を、EBMI(一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構)主催のクローズドな研究会で使用することに了承いただけること
  • エントリーいただいた皆様の氏名、所属、メールアドレスを、輪読会を共同開催するEBMIの事務局を務める、株式会社コレクシアの新井・篠原(arai@collexia.co.jp/shinohara@collexia.co.jp)に共有することに同意いただけること(直接連絡をさせていただくことがあります)

パネリストには事前審査があります。今回のテーマに関連して、以下の課題についてできる限り回答ください。

〈事前課題〉

  • 1.論文の重要な概念:「広報」、「説得」、「セイリエンス」という3つの重要な概念が提示されていますが、それぞれの定義を簡潔に説明してください。
  • 2.広告の役割:従来の広告は「説得」が主な機能だと考えられてきましたが、本論文ではどのような対照的な視点を提示していますか?具体的に説明してください。
  • 3.この論文で一貫して主張されている、広告の従来の目的とは異なる新たな目的は何ですか?主張されている理由とともに述べてください。
  • 4.論文では“差別化(Differentiation)”よりも“独自性(Distinctiveness)”を重視するような主張が見られますが、この2つの概念は具体的にどのように異なり、なぜ論文の著者は差別化よりも独自性を強調しているのでしょうか?
  • 5.セイリエンスはどのようにして高めることができると考えますか?論文の内容を参考にしつつ、あなたの考えを述べてください。
  • 6.差別化が重要な場面はあると思いますか?また、それはどのような場面だと考えられますか?
  • 7.広告の主な機能が「広報」であるならば、広告効果の測定方法はどのように変わるべきでしょうか?
  • 8.この論文を読んで、普段の実務にどのように活かそうと思いますか?より具体的に教えてください。
  • こちらの締め切りはエントリーと同じく4月17日(木)です。
  • エントリーいただいた後、AdverTimes.編集部または共同開催するEBMIの事務局を務める、株式会社コレクシアの新井・篠原(arai@collexia.co.jp/shinohara@collexia.co.jp) からメールにて連絡いたします。審査にあたって、オンライン面談への参加をお願いする可能性があります。
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