経産省発 「介護」テーマのイマーシブコンテンツ、吉本興業コラボで第二弾開催

写真 介護への理解を深めるためのイマーシブ型謎解き体験「ただいまタイムループ」の吉本興業とのコラボレーション

経済産業省が2024年11月に開催した、介護への理解を深めるためのイマーシブ型謎解き体験「ただいまタイムループ」。その好評を受け、3月9日に第二弾を開催した。今回は吉本興業とのコラボレーションで、同社所属の芸人が仕掛け人として登場している。

今回の舞台はよしもと幕張イオンモール劇場(千葉市)。参加者はお笑いコンビ・シマッシュレコードの島居俊介の子どもや兄弟の役を配され、「シマッシュレコードの芸歴20周年を迎える記念ライブに招待された」という設定で会場に入る。するとそこに未来人を名乗る男(ヒロユキMc-II)が。未来人は、将来鳥居の身に起こる重大なできごとを伝え、参加者たちはその未来を変えるためのミッションを解決していくことになる。

写真 将来起こるとある重大な出来事を伝えに来た「未来人」

将来起こるとある重大な出来事を伝えに来た「未来人」。

参加者たちは、普段は入れない楽屋や舞台裏を移動しながら、さまざまな関係者に話を聞き、時に説得をしたりして問題解決の糸口を探していく。

写真 楽屋や舞台裏で、島居やその妻、娘に話を聞く様子
写真 楽屋や舞台裏で、島居やその妻、娘に話を聞く様子

楽屋や舞台裏で、島居やその妻、娘に話を聞く様子。

体験時間は2時間弱で、1日4公演を実施。一般向けには前売り券2000円、当日券2500円で販売。各回8人ほどが参加した。参加者からは「目の前で芸人さんがネタを披露してくれたり劇場の裏にいけたりと日常でできない体験の中で、介護の話題を自分ごと化して考えるきっかけになった」「介護の話は今まで避けてきたが、『もっと気楽に家族と話してみなよ!』と背中を押してもらえるような優しいイマーシブ体験だった」といった声があがっているという。

経済産業省は「介護を『個⼈の課題』から『みんなの話題』へ」をテーマに、2023年3⽉より介護プロジェクト「OPEN CARE PROJECT」を発足。「ただいまタイムループ」はその一環で、企画はGOが担当している。

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