俳優の奈緒が書写に挑む
学習塾を展開する「KUMON」グループの公文エルアイエルは、書写教室「公文書写」に関するWebCMを4月10日から公開している。俳優の奈緒を起用し、「大人になってから習い事を始めることへの不安」を乗り越え、教材に取り組む姿を描く。
奈緒が書写に挑戦する様子を描いた「ほら、書けた」篇
書写とは、文字を正しく整えて一字ずつ書き写すことで、小・中学校の授業の一部としても行われる。公文書写教室は、書写力の向上を目的とした教室で、「ペン習字」「かきかた」「筆ペン」「毛筆」の4つの教科を用意。「個人別指導」や「自学自習」に加え、習熟度や理解度の個人差を考慮した「ちょうどの学習」といった学習法を実施している。
学習者は3歳の幼児から90歳を超える高齢者までと幅広く、その構成比は中学生以上の大人が41%、子どもが59%。大人のうち、40~60代が約半数を占めている。学習者数は創立以来、2019年度まで前年を上回る成長を続けていたが、コロナ禍により減少に転じた。現在はコロナ禍以前の水準に回復しつつあり、2024年2月度の学習者数は10万2千人で、前年同月比97%となった。
文字学習の習い事に対して不安を抱く人は少なくない。同社の調査によると、「通う時間が取れない」「身につくか分からない」「どのような内容か不安」「先生がこわそう」といった悩みが挙げられている。一方、最近の調査では、約74%が「文字を美しく書けるようになりたい」と回答しており、こうした習い事への不安を解消することが、教室に足を運ぶきっかけになると考えている。