恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは、6月19日の「ロマンスの日」にあわせて東京・渋谷で2日間、「偶然の出会い実験ステーション」を開設した。「都心(渋谷)で偶然出身地が同じ人と出会って恋に落ちる確率」を検証する実証実験を行うという趣旨のもと、イベントを実施。また渋谷周辺で「偶然の出会いの確率」をテーマにしたOOH広告を展開した。
昨今しばしば耳にする、若者の「恋愛離れ」。しかし同社が4月に実施した20~30代を対象にした調査の結果では、恋愛から遠ざかっているというよりも、「偶然・自然な出会い」を期待して待っている(ゆえに交際に発展しにくい)傾向が見られたという。これまで「ペアーズ」は恋愛に積極的な層に向けたコミュニケーションを実施してきたが、この実態調査から浮き彫りとなった「恋愛に一歩踏み出すことが億劫な層」にどうアプローチするかが課題となっていた。
「人々が思い描くような偶然の出会いは、実際には起こる可能性が低い。想像以上に低いことを可視化することで、『だからこそ、自ら意思を持って恋愛に踏み出してほしい』というメッセージを発信することが、本施策の狙いです」とエウレカ Brand teamの山本寛之氏は話す。
企画当初はOOH広告のみの予定だったが、より注目を集めるため、話題になりそうな施策を同時多発的に実施する方向へとブラッシュアップ。OOH広告を展開する渋谷を舞台に、恋愛に関する確率を検証するという“偶然の出会い実験”のアイデアが生まれ、実現に至った。
「偶然の出会いの確率」を軸とした施策の実施にあたり、同社は「憧れる理想の運命の出会い」について事前にアンケートし、人気を集めた上位の出会いの場面から「偶然の出会い13シチュエーション」を作成。“友達の友達にちょうどいい人がいる確率”のような、多くの人が一度は期待しそうなシチュエーションから、“パンをくわえて走る子と曲がり角でぶつかる確率”といった漫画に出てくるような出会いまで含め、様々な角度から反応が得られるようにした。これらの「偶然の出会い」が実際に起こる確率の推計を、確率計算が得意な東大卒芸人・藤本淳史さんに依頼している。


