白洋舍とオタフクソースは、7月25日・26日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「TOKYO GX ACTION MUSEUM」に共同出展した。クリーニングと調味料メーカーという一見結びつかない両社が掲げたテーマは、「キレイに食べて、キレイに洗って。」。会場では、白洋舍による「しみ抜き体験」と、オタフクソースによる「キャベツを使わないお好み焼き試食」が並んで提供され、来場者の関心を集めた。
東京ビッグサイト西ホールのFOODエリアに設けられたブース。無料のお好み焼き提供としみ抜き体験で賑わった。
白洋舍は今年で120周年を迎え、節目と情報交換を進める中で、オタフクソースを訪問する機会があったという。「せっかくですので、なにか良い形でご一緒できないかと考えていました」と振り返るのは、白洋舍 マーケティング戦略推進部の穐津健太氏。
そのなかで、環境配慮をテーマにした「TOKYO GX ACTION」の開催を知り、イベントの場でサステナビリティのメッセージを共同発信することを提案。快諾を得て、この度の協業が実現した。
「衣」と「食」は、異業種のコラボ
一見遠い業種同士のコラボレーションに見えるが、穐津氏が着目したのは「衣類の汚れは食べものによる汚れも多い」という点だ。「食べているシーンで汚れてしまった場合に、お気に入りの服を捨てることなく、ちゃんと綺麗に着続けたい。『キレイに』食べる、着るという点で日常の一部がつながっています」(穐津氏)。
そんな衣食住の“衣”と“食”の密接なつながりから生まれたのが、「キレイに食べて、キレイに洗って。」というテーマだ。日常のなにげない行動である「食べる」と「着る」。その2つがつながったとき、1つのGXアクションになる——そんなメッセージを、キャッチーな言葉で伝えることを狙った。
キャベツ不使用のお好み焼きが伝える“もったいない”
オタフクソースのブースで提供されたのは、あえて定番のキャベツを使わない2種類のお好み焼きだ。「トマトやレタスは廃棄ロスの高い食材でもあるので、それをお好み焼きに混ぜ込んでしまう。冷蔵庫の余り物を活用していただくことで、節約と環境の両方につながるのではないかと考えました」と話すのは、同社 共創本部 マーケティング部の岡部貴将氏。
キャベツの代わりにベーコン・レタス・トマトを使った“BLT風”と、白菜・豆腐を使った一皿。いずれも冷蔵庫の余りがちな食材を意識したメニュー。
「お好み焼きにはキャベツが欠かせない」という固定観念を崩したい狙いもある。「お好み焼きは、名前の通り“お好み”の食材を活用できる料理です。その特徴を知っていただくことで、食材をキレイに無駄なく使い切り、食品廃棄の削減につながればと考えています」(岡部氏)。当日提供したレシピは、オタフクソースの公式サイトでも公開しているという。



