ダイソン「8万円の歯ブラシ」発売 カメラ・AI機能付き 画像解析に0.1秒でジェット噴射も

ダイソンは、日本時間9月2日、AI機能とカメラを搭載した歯ブラシ「ダイソン カメラジェット フロッサー付き電動歯ブラシ」を発表した。カメラで歯間を検知し、ブラッシングしながら歯間をとらえ、必要な箇所には正確にマウスウォッシュをジェット噴射する機能を兼ね備えている。日本での直販価格は7万9800円(税込み)。

「カメラで見て、歯間を捉えて、ジェットして、フロスして、マウスウォッシュを出せて、コツを伝授して、ライブも見られて、歯垢を吹き飛ばして、的確なケア。これらすべてを一つにした歯ブラシです」。ダイソンは現地時間の9月1日、フランス・パリでイベントを開き、新商品の電動歯ブラシについて、こう説明した。

歯ブラシのブラシ部分の下にマクロレンズカメラが付いており、1秒間に28枚の画像をリアルタイムで解析し、歯と歯のすき間をとらえることができる。また、カメラが歯間を捉えてから0.1秒以内に、必要とされる箇所にジェット水流を噴射する。

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歯ブラシとスマートフォンをBluetoothで接続することもでき、アプリをインストールすると、カメラで映した口腔内の様子をリアルタイムで見られる。アプリではクリーニングガイドや使用方法を紹介する動画、ブラッシングや歯間ケアに関するヒントを紹介。磨き残しの確認や、自分の口腔内の状況に合ったフィードバックを利用でき、十分にケアできている箇所と不足している箇所を把握し、ブラッシング方法の改善に役立てることができるとうたっている。

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また、歯を磨くブラシ部分にもこだわり、ブラシの毛が歯の表面に当たることで失速し、動かなくなってしまう現象を防ぐため、歯に当たってもブラシの毛を動かし続けるブラッシング技術を採用。ブラシを本体に装着すると自動的に認識し、使用回数を記録して交換時期が来るとユーザーに知らせる機能も持ち合わせている。

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歯ブラシ本体だけでなく歯磨き粉も販売し、口腔ケアにこだわる消費者の取り込みも狙う。ダイソンが独自に開発した非発泡性歯磨き粉と、低発泡のマウスウォッシュもラインアップに並べており、2種類のフレーバーを提供。それぞれ口腔内でフレーバーが調和するように工夫されているという。ただ、歯磨き粉とマウスウォッシュについては、日本での発売は未定という。

ダイソンがオーラルケアに参入した理由として、ケアの重要性が認識されている現状がある。世界保健機関(WHO)によると、世界では約37億人が口腔疾患の影響を受けていると推定されている。口腔内の健康状態が心疾患やアルツハイマー病などの全身の健康状態とも関連していることが認識され始めている。一方で、同社がリリースに掲載した2009年の調査では、歯科医が推奨する「1日2回、毎日」のオーラルケアを実践できている人は少なく、2017年に実施した同社の調査では、10人中9人は十分な頻度でフロスを使用しておらず、ブラッシング時間も平均45秒と、推奨される2分間を大きく下回っていたという。

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