日本直販は11月2日、米国向けオンラインストア「Favorite Spot(フェイバリットスポット)」の展開を発表した。BOOKOFF USAと連携した期間限定ポップアップやアニメイベントへの出展に加え、日本IPの商品を継続的に購入できる常設の販売チャネルを構築する。開設予定日は11月1日としている。
販売対象地域は米国。開始時点では「雪ミク(SNOW MIKU)」「黒子のバスケ」「ブルーロック」「テニスの王子様」の商品を取り扱い、今後、取扱作品や商品を順次拡充する。
日本直販はこれまで、BOOKOFF USAとの連携による米国各地でのポップアップや、2026年7月に開催された北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2026」への出展を通じ、日本のアニメ・キャラクター商品の販売とプロモーションを展開してきた。BOOKOFF USAのヒューストン店では、店舗のオープンに合わせたポップアップも実施している。
今回のEC展開では、こうしたリアル店舗やイベントで培った顧客接点をオンラインへと広げる。期間限定の販売に加え、イベントの開催期間外でも現地ファンが商品を購入できる環境を整え、米国市場における継続的な販売機会の創出と、日本IP商品の販売基盤の強化を目指す。
ストアでは、各IPのライセンス条件に基づき、販売許諾地域に合わせたアクセス・購入・配送制限を設定。米国での販売が認められた商品を取り扱う。
販促面では、InstagramなどのSNSを通じ、新商品やキャンペーンの情報を発信する。11月のサンクスギビング商戦に合わせたセール施策も実施する予定だ。
今後は「Favorite Spot」を米国市場における継続的な販売基盤として育成する。ECで得られる購買データを活用し、商品ラインアップや販促施策を改善するほか、米国の小売事業者に向けたBtoB販売への展開も目指す。SNSを通じたアニメファンのコミュニティ形成にも取り組む方針だ。
日本直販は、総合通販から「エンタメ、グローバル、DX」を軸とした総合サービス企業への転換を進めている。今回のストア開設もその一環で、海外イベント、現地小売、ECを組み合わせた海外事業モデルを推進するとしている。

