女性に「男性の更年期」を啓蒙した理由が判明 物議を醸したアツギの“ストッキング解説文”の狙いを聞いてみた 中台紙に込められた“思い”とは

アツギの女性向けストッキングに「男性の更年期」に関する解説文が掲載され、SNSで賛否が広がった問題について、同社がAdverTimes.の取材に回答した。「男性への配慮を女性に求めている」との批判に対し、「女性のみに配慮を求めることを意図したものではありません」と説明。現時点で掲載内容を見直す予定はないことも明らかにした。

問題となった文章は、医師の監修を受け、社内の確認体制に基づいて制作したという。アツギは過去にも女性向け商品のプロモーションを巡って批判を受け、確認体制の見直しを表明していた。今回の反響をどう受け止め、今後の情報発信にどう生かすのか。同社の経営企画部に聞いた。

アツギが発信する「性ホルモンとの上手な付き合い方」

「女性だけに配慮を求める意図ない」 批判に回答

今回の騒動は、10月24日にX上で公開されたストッキングの写真が発端となった。購入者が商品を開封したところ、包装材の厚紙に「女性も知っておきたい、男性の更年期症状のこと」と題した文章が掲載されていたという。

SNSでは、男性の更年期に関する情報を女性向けの商品で伝えることについて、「男性自身に伝えるべきではないか」といった批判が広がった。一方、男性の更年期への理解を深めることには意義があるとして、擁護する声も上がった。

これに対し、アツギは「今回、さまざまなご意見をいただいていることを真摯に受け止めております」と回答した。

その上で、「本取り組みは、性ホルモンに関する理解を深めていただき、暮らしの中で健康について考えるきっかけとしていただくことを目的としたものです。女性のみに配慮を求めることを意図したものではありません」と説明した。

一方、批判が生じたことについては、「今回の発信がそのように受け取られたことについては、今後の企業活動や情報発信を検討していく上での貴重なご意見として受け止めております」としている。

こうした反響を受け、問題となった文章の掲載を取りやめたり、内容を変更したりする考えはあるのか。

同社は「現時点で見直しの予定はございませんが、今回頂戴したご意見については真摯に受け止め、今後の情報発信の参考としてまいります」と回答。現段階で掲載内容を変更する考えはないことを明らかにした。

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