都市再生や防災、環境・エネルギー問題などをテーマにした著作物の中から、不動産業界が抱える課題の啓発に寄与する作品を表彰する「第3回不動産協会賞」(不動産協会主催)の受賞4点が14日、発表された。受賞作は次の通り。
- 「民法改正――契約のルールが百年ぶりに変わる」(内田貴著、筑摩書房、2011年10月)
- 「歴史に学ぶ減災の知恵――建築・町並みはこうして生き延びてきた」(大窪健之著、学芸出版社、2012年6月)
- 「精神論ぬきの電力入門」(澤昭裕著、新潮社、2012年8月)
- 「コミュニティデザイン――人がつながるしくみをつくる」(山崎亮著、学芸出版社、2011年4月)
不動産協会は、都市開発や住宅供給、オフィスビル、ショッピングセンター運営などを行う163社からなる。選考は青山佾明治大学教授ほか7人の選考委員が行った。