広告・マスコミ業界への就職を目指す大学3年生を対象にしたセミナー「広告・マスコミ業界就活サミット」が2月27日、大阪市内で開かれた。主催は、広告・マスコミ界向けの就職サービス「マスナビ」を運営するマスメディアン。
大手広告会社2社、在阪放送局3社の若手社員5人が登壇し、仕事のやりがいや就職活動について考えを披露した。入社1〜2年目の年齢の近い現役社員の声が聞けるということで学生の関心も高く、定員数を大きく上回る申し込みがあったという。
セミナーでは、事前に学生から受け付けた質問をテーマとした対談が行われ、単独の会社説明会では聞けないような「実際に仕事をするうえでの広告会社と放送局の接点」や「残業が多いイメージがあるが、そのようななかでも頑張れるモチベーションは」といったテーマもあり、真面目な仕事の話からときには笑いも含めたトークが繰り広げられた。パネラーの一人は「広告・マスコミ業界には色んなことのプロがいる。だから自分の好きなことをとことんやっていれば、いつかそれが仕事に役立つ」と強調し、学生にエールを送った。
参加した学生からは「本当に仕事を楽しんでいることが伝わってきて、あんな社会人になりたいと憧れた」「就活に不安になる時期でしたが、ゲストのお話を聞いて勇気が湧きました」との声が挙がった。