仲間が大切。自分都合でゆるいつながり 若者インサイト

第7回 インサイトスコープProjectセミナー

お酒離れ、車離れ、海外離れ、草食男子……など、若者に関するキーワードがメディアで頻繁に聞かれることからもわかるように、若者は常に時代をリードする存在であり、今も昔もマーケターの注目の的と言えます。若年層向けの市場にビジネスチャンスを見出したいと考える企業も多いことでしょう。

もっとも、一方では「最近の若者の実態や本音がわからない」との声が聞かれることも事実です。これには彼らがデジタルネイティブ世代であることや、「不景気が日常」であるといった世代間の意識差も要因の一つと言えます。上の世代の価値観で彼ら、彼女らを理解することはもはやできません。

「第7回インサイトスコープProjectセミナー」では、マーケティングリサーチや若者研究の第一人者らが、若者の消費や文化をとらえる「視点」を提供します。ぜひご期待ください。

最新のマーケティング手法を捉え、ケーススタディや分析データをもとに、その戦略の発展性や実践手法を考える場をメーカー、サービス会社と共有する情報発信プロジェクト。現代における複雑なマーケティング戦略を成功に結びつけるためのノウハウや事例をセミナーを通じて共有します。

第7回インサイトスコープProjectセミナー 開催概要

日時 2013年5月22日(水) 14:00~16:30 (開場:13:30)予定
会場 ホテルフロラシオン青山(東京都港区南青山4-17-58)
参加費 無料(事前登録制)
定員 200人
主催 インサイトスコープ委員会
協力 クロス・マーケティング、ドゥ・ハウス、宣伝会議
お問い合わせ インサイトスコープ委員会(株式会社宣伝会議内)
電話 03-6418-3331
事務局受付時間 平日10:00~18:00(土日祝祭日は除く)

プログラム

■14:00~14:10
第7回インサイトスコープセミナー開催にあたり

■14:10~15:10
第1部 『自分らしさ』と『空気を読む』の間で揺れる若者の心
「若者の○○離れ」、「モノを買わない若者」、また「草食系」といった言葉で語られることの多い若者だが、実際のところはどうなのか。若者の欲求や求める幸せの姿が、高度経済成長期のそれとは異なるのではないか。セミナーでは、20代男女の人とのかかわり方を切り口に、「自分らしさ」と「空気を読む」との間で揺れ動く若者のインサイトに迫り、新しいビジネスチャンスの可能性を探ります。

【講演者】
キリン株式会社 キリン食生活文化研究所 所長 太田 恵理子 氏
東京大学文学部社会心理学科卒業、キリンビール、キリン・シーグラム(当時)にてマーケティングリサーチ・商品開発・コミュニケーション戦略などマーケティング全般に携わる。2007年9月、新設のキリン食生活文化研究所所長に就任。2013年1月よりキリン株式会社。

■15:10~15:25
休憩

■15:25~16:25
第2部 若者は買わないの嘘 ~ 若者の消費マインドとは ~
長引く不景気などを背景に、今の若者は上の世代が若者だった頃に比べ、縮こまった「スモールライフ」を送っていると言われます。もっとも、若者の意識や行動をより細かく見ていくと、必ずしもネガティブな意味での「小さな生活」を志向しているわけではないことが分かります。セミナーでは、自分なりの満足感を模索する若者の本音や、「若者をつかむ7つのツボ」を紹介しながら、若者を読み解くヒントを明らかにします。

【講演者】
株式会社博報堂 博報堂若者生活研究室 アナリスト 原田 曜平 氏
1977年東京都生まれ 株式会社博報堂 若者生活研究室アナリスト 多摩大学非常勤講師。慶応義塾大学商学部卒業後、株式会社博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、生活総合研究所、研究開発局を経て、2010年より現職。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。

■16:25~16:30
おわりに

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