大日本印刷(以下、DNP)は、ゼンリンデータコムの100%子会社であるWill Smartと資本・業務提携し、デジタルサイネージ(電子看板)を活用したコンテンツ配信事業と広告事業などを共同で推進すると発表した。
Will Smartは、地図データや観光情報をタッチパネル式デジタルサイネージ「Will Smart 」に配信するなど、ハードウェアの調達からオリジナルコンテンツの企画・開発・運用までを手掛けている。今回の提携でDNPは、多様な業界向けにデジタルサイネージを活用したソリューションを提供。2012年7月にはゼンリンデータコムと業務提携し、共同でデジタルサイネージ事業を進めてきた経緯がある。
Will Smartが保有する機器や多言語対応地図など付加価値の高いコンテンツを活用し、両社共同でデジタルサイネージ事業の一層の発展を図るべく、ゼンリンデータコムの子会社であるWill Smartに2500万円を出資。さらに、業務提携契約を締結した。
DNPは2015年3月までに、このシステムを駅、空港、ショッピングモールなどに70台導入し、年間3億円の売上を目指すという。