カンヌライオンズ2013、過去最多のエントリー数 3万6000点

今月16日から開催されるカンヌライオンズ2013へのエントリー数が、過去最多の3万5765点に達したことがわかった。昨年比4%増を記録し、応募元地域も、昨年の87カ国から92カ国へと拡大した。日本からも過去最多のエントリとなった。

全16種類のカテゴリのうち、伸長したのは「ブランデッドコンテンツ&エンターテインメント」「クリイエティブ エフェクティブネス」「サイバー」「モバイル」「デザイン」「ダイレクト」「フィルムクラフト」「アウトドア」「PR」「プロモ&アクティベーション」の10部門。「フィルム」「メディア」「プレス」「ラジオ」「チタニウム&インテグレーテッド」は減少した。今年新設の「イノベーション」ライオンには270点の応募があった。

「60年前、カンヌライオンズが187本のフィルムの審査から始まったことを思えば、300人の審査員が3万6000点近くの作品を審査する今の状況は驚嘆に値する。ただし、60年間変わらないこともある。それは、ここで選ばれることがすなわち一流の証であること、そして産業の中でクリイエティビティを前進させていくための方法を示していることだ」とカンヌライオンズのCEO、フィリップ ・トーマスはコメントしている。

なお、国別の応募数を多い順に見ると、アメリカ6078点、ブラジル3476点、イギリス2671点、ドイツ1994点、フランス1454点、オーストラリア1404点、カナダ1106点、インド1110点となっており、日本は世界9番目の1093点となっている。

written by brain
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ