日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は13日、社会にとって価値あるプロモーション(販促施策)を顕彰するアワード「GPA賞」を2014年度から創設すると発表した。販売実績や話題性にとどまらず、コンプライアンスや社会性などの指標を審査に盛り込む。JPMによると、「健全なプロモーショナルマーケティング産業を育てる」狙いがあるという。
GPAとはGoodwill Promotion Allianceの略で、プロモーションの品質向上や業界標準づくりを目指すJPMの活動の一環。2011年の東日本大震災以降の経済環境や消費者心理の変化も背景にあるという。
評価指標には「効果性」「遵法性」「社会的価値性」の3つを掲げ、応募者はこれらについての点検シートを提出する。こうした点検の適切さと施策の魅力度を評価する。具体的な応募要項やスケジュールなどは後日発表するとしている。