ユーザーの個性や興味関心をリアルタイムに把握できるアプリ、「POPCORN」

マクロミルの連結子会社であるエムワープは、4月18日0:00(日本時間)においてスマートフォン向けアプリケーション「POPCORN(ポップコーン)」を、App Store日本版にてリリースいたしましたのでお知らせいたします。

現在、FacebookやTwitterに代表されるソーシャルグラフ(注1)関連のサービスが急成長している中、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が先行している米国では、ユーザーのキャラクタ(=個性)や好み(=興味関心)によってつながりをつくる、インタレストグラフ(注2)という考え方も出はじめており、次世代のネット社会をリードするコンセプトとして注目されています。

そうした中、エムワープは、マクロミルのネットリサーチ事業で培ってきた「ユーザーのいまをとらえる」ノウハウを応用・進化させ、インタレストグラフ領域でのサービスを展開してゆきます。


(注1)ソーシャルグラフ・・・人との関係性を表した相関図、またはその考えのこと。Facebook や Twitter、mixi などがこの考え方を用いてサービスを展開している。
(注2)インタレストグラフ・・・さまざまな人の興味関心の関係性を表した相関図、またはその考えのこと。GetGlue や Hunch などがこの考え方を用いてサービスを展開している。

自分がわかる。「好き」でつながる。~「POPCORN」~

エムワープが開発した「POPCORN」は、独自の解析アルゴリズムにより、その時々によって変化するユーザーの個性や興味関心をリアルタイムに把握することができ、一人一人のユーザーは自分の内面をより深く、客観的に把握することが可能です。

またそれらをユーザー同士やユーザーと企業がシェアすることによって、興味関心によるつながり(=インタレストグラフ)を創造してゆきます。

このSNSプラットフォームが普及すれば、あらゆる情報がパーソナライズされてユーザーへ届く環境が構築できると当社では考えています。

「POPCORN」はユーザーの内面を「パーソナリティ」と「ライフスタイル」に分けて解析します。

現在インターネット上で公開されているさまざまな API(注 3)から広範なジャンルの質問を自動生成し、ユーザーに投げかけます。

そして、リアルタイムに収集した回答を解析し、ユーザー個々人の内面を「POPCORN」上に生成します。

ユーザーの内面を他のユーザーと共有する機能も有しており、興味関心が近いユーザー同士をつなげてゆく独自のエンジン(→パーソナル・レコメンデーション・エンジン)が、人柄や本・映画など、ジャンル毎に似通ったユーザー同士のコミュニティを形成します。

エムワープは「POPCORN」を、まずiPhone/iPod Touchへ向け提供開始し、順次PCブラウザ版、Android端末版、海外向け版など追加してゆく予定です。今後もユーザー自身が興味関心を把握し共有するとともに、変化し続けるそうしたユーザーをタイムリーにとらえることで、企業のマーケティング活動に貢献することを目指してゆきます。


(注3)API・・・《Application Programming Interface》オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムが、他に対し機能の一部を利用できるよう提供する命令や関数。例えば Amazon は、自社サイトの商品データベースの情報を基にしたウェブサイトやサービスを、他者が構築できる API を無償公開している。

POPCORN公式サイト http://www.m-warp.com

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