フランス・カンヌで先週行われていたカンヌライオンズが22日に閉幕し、各部門の受賞結果が出そろった。
今年のカンヌは、メルボルン鉄道「DUMB WAYS TO DIE」がグランプリ5冠を獲得し、圧倒的な強さを見せた。また、インテル+東芝「THE BEAUTY INSIDE 」が3部門のグランプリを受賞した。
「DUMB WAYS TO DIE」は、メルボルン鉄道の安全啓蒙キャンペーン映像。かわいいキャラクターが歌に合わせて、自分の髪に火をつけたり、ピラニアのいる川に飛び込む、宇宙でヘルメットを外す、鉄道のホームを歩くなど、マヌケなやりかたで次々と死んでいく。制作はマッキャン オーストラリア。音楽とシュールなアニメーションで人気に火がつき、世界中で視聴され、また多数のパロディ映像が制作された。
「THE BEAUTY INSIDE 」は、毎日姿が変わってしまう男が主人公の恋物語。公式Facebookページからオーディションに応募することで、主人公が日々アップしているビデオログに登場できる、一般参加型のソーシャルフィルムになっている。制作はPEREIRA & O’DELL。
各部門のグランプリ受賞作一覧は下記の通り。
PR部門/ダイレクト部門/ラジオ部門/インテグレーテッド部門/フィルム部門
メルボルン鉄道「DUMB WAYS TO DIE」(McCANN MELBOURNE)
「DUMB WAYS TO DIE」
サイバー部門/フィルム部門/ブランデッドコンテンツ&エンタテインメント部門
インテル+東芝「THE BEAUTY INSIDE 」(PEREIRA & O’DELL San Francisco)
「THE BEAUTY INSIDE 」
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