ドミノ・ピザ ジャパンが展開する宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」は6月24日、社内公用語として“ダジャレ”を導入したと発表した。
同社は今月10日に、スコット・オルカー社長のダジャレを毎日1つ発表するスペシャルサイト「DAJARE-A-DAY ダジャレやで~」を開設。
ユーザーは、「いいね!」と思ったダジャレに対し、座布団ならぬ「ピザぶとん」をあげることができ、サイト開設から一週間で、約3000の「ピザぶとん」が集まっているという。
ダジャレの社内公用語化は、このサイトの反響を受けて実施するもの。
また、同社が独自に行った調査「ダジャレと仕事に関する調査」(調査対象:20~50代の会社員200人/調査方法:インターネット/調査期間:6月15~16日)で、「ダジャレを言える会社に勤務する人と、ダジャレを言えない会社に勤務する人には、職場環境への満足度に約4割の差がある」という数字が明らかになったことも、今回の取り組みの背景となっている。
まずはドミノ・ピザ ジャパン本部内で一定の試用期間を設け、同社インナーコミュニケーション推進準備室が中心となって、ダジャレの活用を推進する。
試用期間中のダジャレの活用例としては、“1会議1ダジャレ”として、会議中にダジャレを言うことを心掛けたり、クラウド型の社内システムに、良いダジャレを積極的にシェアする「ダジャレシェアシステム」(現在開発中)を導入するほか、社員が自主的にダジャレの勉強をするよう促す目的で「ダジャレ合宿」の実施も予定しているという。
今後の方針としては、「ダジャレ賞与」の導入や、優れた笑いを提供した社員を表彰する「ダジャレオブザイヤー」の設置、外部講師による「ダジャレセミナー」の実施などを検討している。
同社は、ダジャレを通して、社内コミュニケーションのさらなる円滑化を図るとともに、ユーモアにあふれた人材の育成を推進していきたいとしている。
l>同社社長のスコット・オルカー氏がダジャレの社内公用語化を宣言している動画。
会議におけるダジャレの言い方の例も紹介されている。