電子チラシ「Shufoo!」とTポイントがDMサービス開始、メーカーのプロモーション活用見込む

凸版印刷とカルチュア・コンビニエンス・クラブは10日、チラシの閲覧によりポイントがたまるアプリ「Tポイント×Shufoo!」のユーザーを対象とした「電子DMお届けサービス」を開始した。ユーザー属性やチラシの閲覧履歴、購買行動などに応じてセグメント化し、企業の広告・キャンペーン情報を届けるというもの。

「Shufoo!」はスーパーの折込チラシなどをPCやスマートフォンで配信する電子チラシサービスで、2001年にサービスを開始。現在は約2200社・9万4000店舗のチラシを掲載している。ユニークユーザーは533万、ページビューは1億930万にものぼる(いずれも月間ベース)。

「Tポイント×Shufoo!」アプリは今年4月にリリースしたもので、Tポイントの会員情報と連携。今回の電子DMサービスでは、化粧品メーカー、服飾雑貨メーカー、自動車メーカー、不動産、通販会社などによる活用を見込んでいる。

凸版印刷では10日、都内でメーカーなどを対象とした「Shufoo!クライアントミーティング2013」を開催した。イトーヨーカ堂やイオンリテールなど大手流通による「Shufoo!」の活用事例のほか、アプリの新たな広告メニューや今回登場した「電子DMサービス」についても紹介した。

メディア事業推進本部電子チラシ事業推進部の亀卦川篤部長は「Shufoo!」の今後の展望の一つとして、会員データベースや行動ログなどさまざまな販促情報との連携について語った。相互の会員IDを紐づけることで、よりユーザーにとっても利便性の高い情報の配信や買い物体験の向上が可能になるとしている。

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