王子ネピアは5日、ブランディングムービー「Tissue Animals(ティシュ・アニマルズ)」を自社サイトで公開した。
1分40秒のムービーのなかで、木→小鳥→カエル→ワラビー→オオカミ→イトウ(魚)→クマ→ヘビ→フサオマキサル→シカ→人間→若葉と変化する。
“森に、ありがとう。”というメッセージを込めた同ムービーでは、1枚の「nepia プレミアムソフト ティシュ」が小鳥やカエル、オオカミ、シカなど、さまざまな生き物に変化していく様子が映しだされる。
コマ撮りという手法を用いて撮影されており、撮影・制作には“コマ撮りアニメーター”の、おーのもとき氏が携わった。
メイキングムービー。コマ撮りという手法を用いて、1コマ撮っては動かし、1コマ撮っては動かし…と地道な撮影が行われた。
国内外約47万ヘクタール(国内:18.9ha、海外:28.5ha)におよぶ社有林「王子の森」を管理するなど、「環境にやさしく」「環境に貢献する」をスローガンとしている同社。森林資源を有効活用した商品づくりをめざしており、2011年秋からは、主力のnepia商品にFSC認証紙(※注)を採用している。
このムービーを、同社の森林保護・管理への思いと、森の大切さを多くの人に知ってもらうきっかけにしたい考え。
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、国際的な森林認証制度を行う第三者機関のひとつ。継続可能な森林管理を推進することを活動目的としており、「環境保全」「社会的利益」「経済的継続性」の観点から10の原則と56の基準による審査を行い、適切に管理されている森林を認証している。FSC認証紙は、適切に管理されている森林から生産された木材を材料とすることが証明された紙。使用することを通して、違法伐採の排除や高保護価値森林の保全に貢献できる。
企画制作:電通+アドブレーン+ROBOT
CD:佐藤 仁
企画+C:越智一仁
PR:小澤卓男、川崎泰広
演出:新井風愉
PM:高杉 誠
コマ撮りアニメーター:おーのもとき
撮影:杉田知洋江、新谷真博
照明:HIGASIX、吉村知弥
美術:鴇田清美、斉藤貴教、正木静香
編集:稲本真帆
楽曲制作:鮫島 充
効果音:徳永義明
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