東京・表参道にあるアニエスベー青山店のファサードで、クリエイター集団 ライゾマティクスによる作品「Rotation」が公開となった。これは同ブランドによる『ART FACADE PROJECT』の第8弾となる作品。
写真やグラフィティなどさまざまなアートの愛好家として知られるデザイナー アニエスベーはアーティストT シャツの定期的な発表や、アートに関するさまざまなイベント、展覧会、出版物に対し度重なるサポートを続けている。
2011年春、アニエスベーは旗艦店であるアニエスベー青山店とアニエスベーボヤージュ表参道店のファサードをキャンバスに見立てデザインする『ART FACADE PROJECT』をスタートさせた。
これまでに名和晃平、川内倫子、畠山直哉、鈴木ヒラク、花代、SHOHEIなど、国内外で活躍するさまざまなアーティストがファサードを彩っている。キュレーターは、ローラン・グナシア氏。
今回は『ART FACADE PROJECT』初となる、動いて、音を奏でる作品。
モーターでコントロールされるベルトにはマグネットが付いており、そのマグネットがファサードに設置されたオブジェクトを次々に動かしてメロディを生み出す。
時間帯や周囲の環境の変化によってモーターの回転スピードを変化させることで、さまざまなメロディや音の重なりを楽しむことができる。展示は2014年1月中旬までを予定している。