ユナイテッドアローズは、2014年春夏シーズンより、新レーベル「TÉGÊ UNITED ARROWS(テゲ ユナイテッドアローズ)」をスタートする。
国連機関であるInternational Trade Center(国際貿易センター、ITC)のプロジェクトEthical Fashion Initiative(エシカル・ファッションイニシアチブ、EFI)とコラボレートし、アフリカ文化に根付いたクラフツマンシップと、UAのデザインアイディアを融合させたものづくりを通して、新しい価値を提案していく。
EFIは、ミレニアム開発目標のもと女性のエンパワーメントをはかるため、国連貿易開発会議(UNCTAD)と世界貿易機関(WTO)の共同機関であるITCによって立ち上げられました。「NOT CHARITY, JUST WORK」をスローガンに、ファッションを通じた経済的な自立を目標とした支援を行っている。
ケニアやブルキナファソといった困難な経済・社会状況下にある女性たちが、ITCの指導によるトレーニングで技術を身につけ、公正な賃金を得ることで、自分たちの力によって貧困から抜け出すことを目指している。
デビューシーズンは、トートバッグやクラッチバッグ、かごバッグ、ビーズネックレスの雑貨類をケニアで、メンズのジャケットやパンツの生地をブルキナファソで、現地のファクトリーを訪れ、職人たちと直接コミュニケーションを図りながらものづくりを進めたという。
展開店舗の予定は、UA全38店舗(台北店含む)、ジ エアポートストア ユナイテッドアローズ全3店舗。
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