ラオックスは、28日に東京銀座に「ラオックス 銀座本店」をオープンした。
この店舗は、国際化の最先端をいく銀座において、初めて海外からの客をメインターゲットとした新しい業態の店舗。アジアを中心とした各国から訪れる客に向けた商品とサービスを展開する。
同社はそもそも、免税ビジネスの先駆けとして、一貫して全国免税ネットワークの構築を進めてきた。今回の銀座出展も、今後ますます出店を加速させ、本格的に免税ビジネスを展開していくための重要な足がかりとするとしている。
同店舗には、日本語、英語、中国語など15ヶ国語に対応する販売員が常駐する。また、訪日外国人客のニーズに応えるために、「メイドインジャパン」を中心とした商品をそろえる。高級炊飯器や国産時計のほか、中国客から注目されている日本の工芸品として「東京銀器」(銀の鉄瓶)や、南部鉄瓶なども置いている。
売り場構成は、1Fが時計/ジュエリー、2Fが化粧品/民芸品、3Fが海外向け家電製品。初年度売上目標として30億円を掲げる。