注目ニュース1位はカンヌ
2013年1月1日~11月20日に「アドタイ」上で更新された記事のPV数から作成した、ランキング上位20本は下記のような結果になった。世界最大の広告祭である「カンヌライオンズ」の結果をまとめた記事(1位)をはじめ、国内では3月に発表された「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」(12位)、TCC賞(16位)などアワードに対する関心の高さがうかがえる。
中でも髙﨑卓馬氏がTCCグランプリを受賞した、エイベックス・エンタテインメント「dビデオ」のテレビCMは、全日本シーエム放送連盟「ACC CMフェスティバル」でもゴールドを獲得。
ロバート・デ・ニーロと松田龍平が「映画の夢のなか」で時間を過ごすというストーリーで、このCMのみを紹介した記事(2月20日掲載)も330いいね!を超えた。
広告会社のチームや人材に注目
広告会社のチームや人材にフォーカスした記事への関心も高く、博報堂の若手CDであった野添剛士・大八木翼・斉藤迅・坪井卓・日野貴行・本山敬一ら各氏が独立、新会社「SIX」を立ち上げたニュースが2位に。「いいね!」数は1600を超えた。また電通の企業サイトで、社員によるコラムや対談記事などの読み物を掲載するコーナー「Dentsu-jin Go!~電通人語~」を開設したという記事が6位となった。
くまモンは広告界でも大人気
企業のプロモーション事例としては、有楽製菓「ブラックサンダー」のバレンタイン企画「一目で義理とわかるチョコ」(4位)、はなまるうどんのエイプリルフール企画「ダイオウイカ天」(14位、企画制作はPOOL と1→10DESIGN)といった季節もののニュースが話題に。「思わずシェアしたくなる」という気持ちにさせるという狙いに違わず、「いいね!」数はそれぞれ700超、330超となっている。
そして2013年、引っ張りだこだったキャラクター「くまモン」の記事が3位と大健闘。ランクインした「テディベアくまモン」の記事のほかにも、「『赤いほっぺのないくまモン』の裏側とは?」「くまモンがwebR25編集長に就任」「日本マーケティング大賞を受賞、贈賞式会場にも登場」などさまざまな切り口の記事で多数のアクセスを集め、アドタイでも絶えず話題を振りまく存在となっている。
2013年1月〜11月に読まれた記事ベスト20
- カンヌライオンズ2013受賞結果出そろう、日本は33のライオン獲得(6月24日)
- 博報堂から6人の若手CDが独立、新会社「SIX」スタート(6月6日)
- 秒速で売り切れた“テディベアくまモン”、発案は熊本市議会議員(5月14日)
- ブラックサンダー、バレンタイン商戦で“義理チョコ”訴求(2月6日)
- 花王がヘルシアコーヒーで10万人のモニターを募集(4月8日)
- 個性豊かな社員を前面に 電通がコラムサイト開設(1月22日)
- “グリーンダカラちゃん”の実妹が初登場!/サントリー CM(7月1日)
- 2012年「日本の広告費」、3.2%増の5兆8913億円 増加は5年ぶり(2月21日)
- フィリップ・コトラー教授、10年ぶりに来日(6月18日)
- 電通「日本の広告費」調査担当者が語るーー「インターネット広告媒体費」の分類はなぜ変わったのか(2月21日)
- 俳優からグラビアアイドルまで、モバゲーCMに続々登場(5月8日)
- 2012年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」に伊藤公一氏(電通)(3月12日)
- さよなら、インスタント。─ネスレ日本、「ネスカフェ」を新製品に全面移行(8月28日)
- 数ある“ウソ”の中で、「ダイオウイカ天」がリツイートされ続けた理由(6月11日)
- 長谷川京子、土屋アンナによる美の共演/ラボーテ・ジャポン ヒラリスCM(3月11日)
- 2013年度TCC賞、グランプリは髙崎卓馬氏「dビデオ」、最高新人賞は吉岡丈晴氏に(4月30日)
- トヨタCM豪華出演陣が大集合!「TOYOTOWN」シリーズ開始(6月7日)
- 宮沢りえがクラシックフレームで「オトナのメガネ」提案/ジェイアイエヌ CM(4月22日)
- 「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」YouTube再生が80万回超え(9月20日)
- デニムづくしのスタイリングの蒼井優さんが登場/ライトオン CM(4月12日)
※2013年1月1日~11月20日までの間に更新された記事のPVから算出。コラム記事を除く。
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