米アップルと電通は10日、「iPhone(アイフォーン)」や「iPod Touch(アイポッド・タッチ)」向けの広告ネットワーク「iAd(アイ・アド)」を2011年早々に日本で展開するため、協力関係を結んだと発表した。電通が広告販売と広告制作を担当し、アップルが配信業務を行う。両社連名の発表文によると、電通の森隆一副社長は「iAdの豊かな表現力は、広告主にとって、モバイル広告の可能性を最大限に生かす、新たな機会となる」としている。
電通傘下のサイバー・コミュニケーションズは、日本におけるiAdの広告制作進行とメディアプランニングを含む、ワンストップサービスを提供する。