生活者の投稿写真や気持ちに基づき、インサイトを探る新サービス開始

インテージは、ドコモ・インサイトマーケティングが開発、提供するマーケティングプラットフォーム「みんレポ」の企業向けサービスの販売を、4月4日に開始する。

従来のマーケティングリサーチは、過去を振り返って「記憶」や「結果」を把握するものだったが、スマートデバイスの普及により、生活者自身が体験したその場で、その時の感想や気持ちを情報発信することにより、「記録」として情報を収集できるようになった。

そうした背景を踏まえ、ドコモ・インサイトマーケティングでは、生活者からその瞬間の写真や気持ちをリアルタイムにレポートしてもらい、参加者同士がそれをシェアできる一般生活者向けのアプリ版「みんレポ」を開発。

さらに、企業が生活者とのコミュニケーションの場として活用できるマーケティングプラットフォーム「みんレポ」を、ASP(Application Service Provider)型の企業向けサービスとして開発した。

同サービスは、「みんレポ」アプリをインストールした会員約1万5000人(2014年2月時点)から「買った」「食べた」「訪問した」などの生活情報全般を写真付きでレポートしてもらい、企業はASPサービスを通して、レポートを閲覧したり情報を分析したりすることができる。

さらに、「寒くて思わず買ってしまったモノは?」など特定のお題を投げ掛けてレポートを収集したり、ドコモ・インサイトマーケティングが提供するチャット・掲示板形式の調査「モバイルインタビュー」を利用し、注目すべき会員にアプローチしてさらに深掘りした情報を得ることができる。

2014年6月には会員数3万人、1日投稿数2000件を目標とし、その後も規模拡大を目指す。

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