若手クリエイターを対象に、オリジナルの新聞広告作品を募る「新聞広告クリエーティブコンテスト」(日本新聞協会広告委員会主催)の2014年度の入賞作品6点がこのほど発表された。今年のテーマは「食」で、1254作品の応募の中から、最優秀賞には石井啓之氏(日本経済広告社)の「命の交換」が選ばれた。
「人が『命を食べて生きている』ことを、食べられる側から表現したアプローチが素晴らしい」「絵本のようなトーンが秀逸で、写真、デザイン、コピーの総合点で他の作品を上回り、完成度が高い」などと評価された。
他の入賞作品は次の通り(タイトル、氏名、所属の順)。
優秀賞:「食べ物で好きになった国がある。」志賀章人(博報堂プロダクツ)
優秀賞:「動物図鑑」山﨑博司(TBWA\HAKUHODO)
コピー賞:「苦手な人とこそ、ご飯を食べよう。」宮崎悠(フリーランス)
デザイン賞:「おにぎり」細目永(HAKUHODO THE DAY)
学生賞:「くま介の絵日記」井出名穂子(岡学園トータルデザインアカデミー)
入賞作品は東京・内幸町の日本プレスセンタービル1階で10月10日から23日まで、11月からは横浜市中区の日本新聞博物館で展示する。