CCCグループのネットサービスを統合した「T-SITE」が公開

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのT-MEDIAホールディングスは22日、グループ内で運営するネットサービスを統合した「T-SITE」を公開したと発表した。

ライフスタイルや映画、書籍、音楽などのエンターテインメントに関する情報を紹介。同社内に新設した編集部が制作する月間800本以上のオリジナル記事と他社メディア約60社から提供される記事を配信していく(10月20日時点では20社)。今後、オリジナル記事は他社メディアにも提供していく予定。

特徴的なのは、ログインしたユーザーの関心に基づいた情報を届ける点。閲覧した記事内容や、約5000万人のT会員のデータベースから導き出した傾向をもとに、提供する情報を編集する。また、ユーザーごとのおすすめ商品のランキングも作成。気になった商品は、TSUTAYA店舗の在庫確認、宅配レンタル、配信、通販などの方法で直接購入できる。使用するにつれて情報が蓄積されていくため、その精度が上がっていく。

TSUTAYAなどのグループ内のリアル店舗とも連携する。店舗のイベントや商品情報をサイト上で提供するほか、サイト内で収集したデータを店舗の品ぞろえにも活用。今後は、代官山T-SITEや今冬開業予定の湘南T-SITEなどのリアル店舗と連携したオムニチャネルサービスを提供する。

CCC上席執行役員兼T-MEDIAホールディングス代表取締役社長の櫻井徹氏は「リアルとデジタルのすべてのチャネルからユーザーのライフスタイルを提案し、さまざまなペルソナを持っているユーザーの生活をより豊かにしていく」と語った。

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