IMJは15日、企業のFacebookページに投稿された記事を分析した「企業Facebook年間ランキング2014」を発表した。ランキングは1月から10月にかけて各企業のFacebookページに投稿された記事の「いいね!」数平均から割り出したもので、2013年4月から12月に調査したものと比較した。
ファン数は、楽天市場(Rakuten, Inc.)が約408万人で2013年から連続で1位を獲得し、2位はソフトバンク(SoftBank)の約130万人、3位はAmazon.co.jp(アマゾン)の約121万人と続いた。昨年と異なる点としては、11月のFacebook仕様変更でインセンティブを提供して「いいね!」を押させるアプリケーションの使用が禁止されたことで、大規模なファン獲得はFacebook広告頼りとなった点、海外アカウントとの統合を行った企業が多い点が挙げられる。
平均「いいね!」数は、東京ディズニーリゾートが約3万4000(昨年約3万4100)、ディズニーが約2万7300(昨年約2万3700)、スターバックスコーヒー ジャパン Starbucksが約2万100(昨年1万8600)と2013年と大きな変化は見られなかった。また、IMJは東京ディズニーリゾートのファン数が昨年よりも25万人程度増加しているにも関わらず、平均「いいね!」数が約100減少していることを例に挙げ、「ファン数の増加に伴って一律に『いいね!』が増えるとは言えない」とした。
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