「アップルウオッチ」向け広告配信システムを発表 米モバイル広告会社

米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」向けの広告配信システムが5日、発表された。同端末向けアプリ内に広告枠を設け、自動的に売り買いできる。

「アプリで飛行機のフライトまでの時間をチェックしたら、空港内のコーヒーショップの割引券が配信されてきた」——開発元のタップセンスは「きわめて細かなターゲティングができる」とうたうが、利用者をわずらわせずに広告を出すのは簡単ではなさそうだ。

米モバイル広告会社のタップセンスが開発した。同社は「利用者の居場所に応じたクーポン配信」などの利用法を想定している。アップルの決済サービス「アップルペイ」と連動させ、販促効果を測ることもできるという。

日本でのアップルウオッチ発売は2015年内とされるが、アップルは詳しい時期を明らかにしていない。矢野経済研究所は、17年度の腕時計型端末の市場規模を、日本国内では720万台、世界では1億3690万台と予測している。

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