熱き“ラジオスター”と、ラジオの魅力と可能性について語る!(ゲスト:大谷ノブ彦さん)

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今回のゲストは “ラジオスター”の異名をとるダイノジ・大谷ノブ彦氏。
リスナー1人ひとりに対して「こいつ、うざい」と思われるほどの熱量で常に全力で向き合う男と、リスナーをよそに内輪の飲み会の如く話をする、という対極のスタイルをもった「すぐおわ」パーソナリティの競演。さて、その結果はいかに。

今回の登場人物紹介

左から、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、大谷ノブ彦(ダイノジ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)。大谷さんは本格派漫才コンビ・ダイノジとして、テレビ番組やライブで活躍中。ラジオ番組『キキマス!』のパーソナリティも務める。

※本記事は2月13日放映分の内容を収録したものです。

なぜ、当番組に“お便り”は来ないのか?

澤本:今夜のゲストは、お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦さんです。

大谷:よろしくお願いします!

権八:早速ですが、大谷さんがラジオのパーソナリティをはじめるきっかけは何だったんですか?

大谷:以前、「ダイノジ THE MOVIE」という映画番組を放送作家の生駒くんと一緒にやっていて、そのときにぼくが好きな映画について熱く語っていまして。それを生駒くんが「面白いな」と感じたらしく、「大谷ノブ彦が1人で熱く語る、大好きなものを語る」という番組をラジオでやりたいと思ってくれたみたいで。そこからですね。

澤本:ぼくらはラジオをやっていて悩みがありまして。それは「お便り、待っています」と言っても誰からも来ないんですよ。本当に誰からも来ない笑。

権八:それについてはぜひ大谷さんに聞きたいと思って笑。

澤本:ぼくらはたぶん、リスナーに喋ってないんだよ。横で普通に飲み会みたいに話しているから、リスナーも飲み会を横で聞いているような状況になっている。だから、リスナーは自分に対して何かを言われている感じがしないんだよね。

権八:やっぱり、大谷さんのようにこの熱量で真面目にリスナーに向き合ってね・・・。

澤本:いや、でもさ、3人が3人ともこんなに向き合ったらうるさいですよ笑。

一同:うざい笑。超うざい笑。

澤本:うっとうしい番組になっちゃいますね笑。

シウマイ弁当のおかずには正しい打順がある!

大谷:今ハマっているものとかはないんですか、お二人は? これを伝えたいとか。ぼくで言ったら今はシウマイ弁当の正しい食べ方。崎陽軒のシウマイ弁当の正しい食べ方を見つけちゃったんですよ。

崎陽軒 シウマイ弁当

澤本:崎陽軒のシウマイ弁当の食べ方に正しいとか、正しくないとかありました笑?

大谷:あります、あるんですよ! あるとしか言いようがない。そもそもシウマイ弁当っていつも不思議だと思いません? ご飯がいつも先になくなりませんか?

澤本権八:あぁ~、ご飯が少ないんだ。

大谷:というより、おかずが強すぎるんですよ。ご飯は8個の俵なんですけど、おかずが9個ある。どれもがご飯を消費させる力を持っているので、これは一筋縄ではいかないなとずっと悩んでいて・・・。

権八:本当にそんなことで悩んでいたんですか笑? 気にしていたわけですね笑?

大谷:はい、そんなときにシウマイ弁当のシウマイを別売りしているところを発見したんですよ。東京駅とかでシウマイのみで売っていますよね。それを見たときにハッと気がついたんですよ。あ、そういうメッセージだったのかと・・・。

澤本権八:メッセージ? そんなのないと思うけど笑。

大谷:いえ、目に映るものは全てメッセージですから! 私はユーミンと同じ思想ですから。そうか、シウマイとは単体なんだと。シウマイでご飯いっちゃいけないんだと。「シウマイは単体で楽しめ」というメッセージだと思って。あるとき、シウマイでご飯いかなかったんですよ。シウマイのみを味わったら見事に同時になくなったんです。

澤本:それはシウマイもご飯もそれぞれ別に食べるということ?

大谷:シウマイは“のみ”なんですよ。他のおかずが強いから。ちなみに、シウマイが4番バッターだとして、お二人は3番バッターどれですか?

(しばし沈黙)

権八:いや、シウマイ弁当のおかず覚えてないよ笑!

大谷:要はタケノコとマグロ、3番はどちらですか? という話を聞きたいんですよ。

権八:どっちでもいいよ笑!

大谷:それを決めないとはじまりませんから! もちろん1番バッターは玉子焼きじゃないですか。なぜなら玉子は舌をニュートラルにするから。

権八:知らないよ笑!

大谷:2番はカマボコっていう人いるんですよね。違います。2番は唐揚げにしておかないと絶対に足元すくわれる。唐揚げでご飯が減っちゃうんです。だから、唐揚げは2番目に食べておいたほうがいい!

澤本:はぁ・・・。

大谷:前菜とかお通しみたいな感覚で唐揚げを楽しんでおかないと後で苦労しますからね。いいですか? それじゃあ、3番はどっちだ? タケノコかマグロか? ・・・ぼくはね、タケノコなんですよ。

澤本権八:

大谷:いや、ヤツの凄さって半端ないじゃないですか! 最初食べたときは「大したことないな」と思ったけど、ご飯がみるみる減っていくんですよ。甘辛く煮た絶妙な味付けで。これはやばいと。タケノコのペースに合わせていたら本当にご飯がなくなっちゃうと。だから彼は3番に置いておいて、そのぶん4番のシウマイのときにご飯を減らさない。で、5番はしょっぱいものとしてマグロいきますよね? となると6番なんですよ、大事なのは。

権八:知らないよ笑!(2回目)

次ページ 「カギを握っているのは「6番バッター」である」へ続く

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