中国EC市場へ効率的に進出可能な新サービス通し、薬用シャンプー「スカルプD」を販売

日本企業向けに中国EC市場への進出支援を手掛けるアリババは7日、日本企業に向けた出店支援サービス「タオバオパスポート」を利用する第1号として、毛髪ケアアイテムを製造・販売するアンファーの薬用シャンプー「スカルプD」を、中国インターネット市場で販売する契約をしたと発表した。アンファーのスカルプDは、中国のウェブサイト「タオバオ」内のショッピングモール「タオバオモール」にて発売。同サイトは中国ECの国内シェアが8割を超えるショッピングサイトである。

これまで、日本企業がタオバオモールに出店するには、中国現地法人の設立や小売り権の取得など、数多くの手続きが必要であった。しかし、これらの煩雑な手続きもタオバオパスポートを通せば必要なく、低コストかつ迅速に中国EC市場への進出が可能。アンファーも国内でインターネットを中心に販売したため、中国でも同様の手法をとるように準備を進めてきていた。そんな中で、より効率的に中国市場へプロモーションが可能な今回のサービスを利用しての中国進出を決めた。同社では、販売開始3年で100億円の売り上げを目指しているという。


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