広告会社の垣根を越えて難病ALSの認知向上のためのCMを制作

難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知理解を促す目的で、マッキャンエリクソン電通博報堂などの広告会社、Web制作会社などの有志が、会社の枠を超えて、「END ALS」のCMを制作した。

このCMは、END ALSの創設者で、自身がALS患者である広告プランナー 藤田正裕氏が企画・出演し、監督を柿本ケンサク氏が務めた。また、藤田氏の友人でもあるアーティストのAIさんが、CMの趣旨に賛同し友情出演している。

ALSについては、昨年の夏、ALS啓発を目的とした「ALSアイスバケツチャレンジ」がソーシャルメディア上で世界中に広がった。しかしチャレンジの認知は高まったものの、病気そのものの認知・理解は、活動ほどには高まらなかったことが課題だった。

そこで、ALSの認知理解促進のためのプロジェクト“ONE TRY ONE LIFE-ROAD TO END ALS-”の一環として、今回のCMが制作された。

プロジェクトメンバーは、活動の趣旨に賛同したメンバーがサポート。通常であれば競合にあたるような広告会社やWeb 制作会社などから、会社の壁を越えてボランティアで協同。さらに、CM制作予算は、寄付を集めるファンドレイジングサイト、ジャパンギビングの協力を得てクラウドファンディングで募った。

このCMは、6月18日に一般公開となっている。


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