三重テレビ放送は19日、報道制作局兼編成企画室の名誉局長として、タレントの萩本欽一さんに辞令を交付した。萩本さんは2年前から、同局で放送している視聴者参加型番組「キンさばっ!!~近所の裁き~」を演出。「地方発で視聴率を取れる番組をつくり、日本を元気にしたいという思いが強い」(三重テレビ)として萩本さんに打診をしたところ、快諾したという。
三重テレビは独立系のローカル局。同日は、来春新卒入社予定の学生らに見守られる中、志田行弘社長から辞令を手渡された。既に年末に予定している特番の指揮をとっており、番組は他県にも配信される予定。今後は制作に携わるだけでなく、局の顔として積極的に広報にも携わる。