Gメールでネイティブ広告 グーグル、テキスト広告は廃止へ

グーグルは1日、「Gメール」の広告枠を刷新した。「Gメール・ネイティブ広告」との名称で、ふつうのメールに近い体裁で広告を表示する。従来のテキスト広告はなくなる。「Gメール」は2015年5月時点で、世界9億人が利用する電子メールサービス。

スマホアプリで新たな「Gメール・ネイティブ広告」を表示した画面(写真左)。「Chrome Devs」とあるのがそれだ。タップすると詳細ページが開く(写真中)。画面下部の「受信トレイに保存」を押すと、受信トレイ内でほかのメールと同列に並ぶようになる(写真右)。

「Gメール・ネイティブ広告」は、受信トレイ内の「プロモーション」タブに配信する。「プロモーション」タブは、企業がセール情報を知らせたり、クーポンを送ったりするメールが自動分類される仕組み。

見た目は、「広告」の表記がつくものの、「差出人」「メール件名」「本文の一部」など、ふつうのメールとほぼ同じ。クリック(タップ)すると、HTMLメールを開いたように詳しい情報を表示する。広告料金はこの時点で発生する。以降はリンクをクリックしても料金はかからない。


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