このたびの熊本地震において被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
熊本地震に際して、各企業が自社の商品・サービスを用い、独自の支援策を開始しています。発表されている活動を紹介します。
被災地の一日も早い復旧を心より祈念いたします。
Oisix(4月18日発表)
水6トンとVegeel(野菜ジュース)3000本の支援を現地の生産者と連携し、避難所などに4月18日に出荷。また4月19日には災害支援のプロフェッショナル「CIVIC FORCE(シビックフォース)」と連携し、東日本大震災時のボランティア活動に習熟した人員を現地に派遣。
ウォーターダイレクト(4月19日発表)
熊本県を中心とした九州地方における飲料水不足への対応として、熊本県庁、小学校、中学校、 公民館などへ支援活動を行った。
- ウォーターサーバー:16台
- 水(12Lボトル):980本(11760L) ※(500mlペットボトル 約23520本相当)
- 水(10LBIB):300本(3000L) ※(500mlペットボトル 約6000本相当)
- プレミアムウォーターのお米:100kg
文藝春秋(4月19日発表)
文藝春秋が発行する雑誌「CREA」は、震災の被害を受けた熊本をはじめとする九州各地の人々を支援するため「CREA<するめ基金>熊本」を設立し募金活動を開始。2015年の6月、「熊本旅行記」で村上春樹さんと都築響一さんが熊本を訪問したこともあり、村上さんと相談の上、まずはこのような支援金を集め、届けるというかたちでの活動を選択した。
エボラブルアジア(4月18日発表)
運営する国内航空券等の以下の販売サイトにおいて、4月21日(木)~5月20日(金)に申し込み・支払いをした航空券の購入1枚につき、収益より50円を寄付する(提携先を通じての購入は対象外)。
<対象販売サイト>
綜合旅行販売サイト TRIP STAR
国内航空券予約サイト 空旅.com
国内航空券予約サイト e航空券.com
国内航空券予約サイト エアーズゲート
味の素(4月18日発表)
被災地域に支援物資を提供。
- 「味の素おかゆ」(白がゆ、梅がゆ) 54000食
- 「アミノバイタル」ゼリードリンク マルチエネルギー 30000個
- 「アクアソリタ」<500mL> 12000本
- AGF〈ブレンディ〉ボトルコーヒー各種) 12000本以上
ソーシャルワイヤー(4月15日発表)
ソーシャルワイヤーが運営するプレスリリース配信サービス「@Press」(アットプレス)では、「平成28年熊本地震」被災地義援活動を実施する内容のプレスリリースを配信する場合、基本配信料金を無料にて提供する。「物資募集」「義援金・救援金の募集・寄付」「ボランティア募集」等に関する告知を主な対象として想定し、今回対象となる全てのプレスリリースは、原稿の校正・配信先の選定など、通常通り申込みプランに合わせて@Pressのスタッフが全面的にサポートする。
インフォテリア(4月17日発表)
義援金として300万円を寄付に加え、インフォテリアの情報共有クラウドサービス「Handbook」の無償提供も実施する。無償提供するサービスはHandbook Studio Standard(ストレージ容量は 1GB、50 名まで利用可能。期間は2016 年 4 月 18 日~2016 年 9 月 30 日)と、使い方サポートオプション(電話での有料サポート。期間はサービス申し込みより 3 カ月間)。
NHN ハンゲーム(4月15日発表)
被災者支援として、チャリティーアバターを販売する。このチャリティーアバターについては、売上金額すべてを義援金として、支援団体を通し寄付する。
さとふる(4月17日発表)
ふるさと納税を活用して、被災地域に直接寄付金を送ることができるサービスを提供する。寄付を申し込むと、寄付金の全額が対象自治体に納められる。その後、寄付を受け付けた自治体から寄附金受領証明書が発行され、ふるさと納税の控除を受けることができる。決済方法はクレジットカード、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済、コンビニ支払い、Pay-easy決済に対応。
VOYAGE GROUP(4月15日発表)
ポイントサイト「ECナビ」において、2016年4月15日から2016年5月31日23:59までECナビポイントによる「熊本地震被災地支援」募金を受け付けている。ECナビユーザーは、保有するECナビポイントの中から募金したい分のECナビポイント(ECナビポイント1ポイント=0.1円相当)を寄付することができる。集められたポイントは、被災地にて支援活動を行っている公益社団法人Civic Forceを通じて、被災地の支援に充てる。
PR TIMES(4月15日発表)
平成28年熊本地震の被害救済、復興支援並びに被害状況の周知に関連する「PR TIMES」の利用を、企業、団体問わず、無期限で無料とする。すでに配信している利用企業は、遡及して無料とする。無料の対象となるのは、以下。
- 地震の被害救済(被災者並びに被災地域への製品の無償提供など)に関する情報
- 地震の復興支援(募金、 義援金募集など)に関する情報
- 公共公益設備や、通信設備、交通、物流など日常生活を送る上で必要な諸設備に関する情報
- 地震の影響による休業、営業時間変更に関する情報
- 地震の影響によるイベント開催中止、 延期に関する情報
ブリックス(4月17日発表)
被災地域在住の外国人、訪日旅行者をサポートするため、外国語対応サービスを無料で実施。外国人の方々への対応で言葉が通じず通訳サポートや翻訳サービスが必要の場合、本サービスを24時間年中無休で利用できる。消防・警察・地方自治体・医療機関・避難関連施設・交通機関・宿泊施設などの被災地支援関連機関などは、事前登録や申し込みは不要で、電話をかけた時点からサービス開始できる。
Jストリーム(4月16日発表)
平成28年熊本地震に関する各社の有益情報を正しく伝えるために、関連する各サイトへの同社CDNサービスの無償提供を行い、被災地域に必要な情報の流通をサポートする。
資生堂(4月20日発表)
行政と連携し、緊急支援物資として、水のいらないシャンプー(3600個)およびウェットタイプのボディシート(10000個)を被災地に出荷。支援物資は、4月22日(金)に行政指定の緊急支援物資集積所(福岡県糟屋郡)に着荷予定。また、非常時の美容についてサイトで情報提供。
LINE(4月18日発表)
LINEはLINEトークで使用できる「熊本地震 被災地支援スタンプ」を発売し、売り上げのすべてを熊本地震の義援金として寄付する。全8種類で、販売価格は税込120円。AppleやGoogleへの決済手数料を同社が負担し、売り上げの全額を日本赤十字社「平成28年熊本地震災害義援金」に寄付する。販売期間は5月18日までを予定。
ゼンショーホールディングス(4月18日発表)
熊本県益城町の避難所で、東日本大震災を機につくったキッチンカーによる炊き出しを開始。牛丼1000食。