期間限定カフェが連日行列 — リプトンが提案する「Fruits in Tea」の狙い

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングが展開する紅茶ブランド「リプトン」は、紅茶やフルーツをカスタマイズして楽しめる新しいスタイルのアイスティー「Fruits in Tea」を提供する期間限定カフェを7月より東京・表参道で展開した。

期間限定カフェの外観

「Fruits in Tea」は、好きなフレーバーの紅茶と、ベースとなるフルーツを選んだ後、ハーブやシロップ、スーパーフード(「抗酸化力」のある自然食品の総称)をトッピングしてつくるドリンク。今回の期間限定カフェでは、組み合わせが決まっている3種類のスペシャルメニューと、フルーツやトッピングを自分で選ぶことができるカスタムメニューの2種類を提供し、カスタムメニューでは、実に4万通りもの組み合わせを楽しむことができる。カフェのオープンに先立つ6月には、「リプトン コールドブリューバッグ アールグレイタンブラーキット」をオンライン限定で販売。家でも簡単に「Fruits in Tea」をつくることができると好評を受けた。

今回のキャンペーンは、20~30代の感度の高い女性を中心に、普段アイスティーを飲まない老若男女をターゲットに設定しているという。狙いは、夏に紅茶を飲用する機会を創出すること。「紅茶の売上のピークは11月~2月で、暑い夏の時期は需要が下がる傾向にあります。特に日本では麦茶を飲む方が多い。期間限定カフェで『Fruits in Tea』という新しいアイスティーの形を提案することで、アイスティーを日常的に飲んでいただくきっかけをつくりたいと考えました。表参道という情報発信の中心地で、SNSでシェアしたくなるような『Fruits in Tea』を提供することで、話題づくりができたら」と担当者は話す。

オリジナルタンブラーで楽しむ「Fruits in Tea」

カフェのオープンが話題を呼び、Instagramのフォロワー数は5月31日から8月1日までの期間で約2500人増。カフェの最大待ち時間は約2時間半、最大行列人数は約160人と、期待以上の反響が得られているという。ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングでは、アイスティーだけでなく「紅茶」という飲み物に慣れ親しんでもらうことを目指し、今後もリプトンブランドから飲用機会をどんどんつくり出していきたいとしている。

スタッフリスト

企画制作
博報堂+タンバリン+Archicept city+博報堂プロダクツ+WHITE
ECD
藤井一成
CD+C
木村元紀
クリエイティブプランニング
寺岡重人
マーケティングディレクター
柴田要
空間デザイン
室井淳司(CD)、山﨑智志(PR)
インタラクティブプランニング
田端和弘
C
崎谷美穂
AD
杉山ユキ
D
関根友見子、齊藤若菜、木村沙智
撮影
亀井友吉
アカウントスーパーバイザー
倉品美佐子
AE
小川元

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター


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