国立大学法人 佐賀大学、情報発信に「セカイカメラ」「junaio」を活用
佐賀大学では、全国に先駆けてスマートフォンアプリ「セカイカメラ」「junaio」などのAR技術を使ったオープンキャンパスを実施いたします。また、8月10日(水)に開催されるオープンキャンパスを皮切りに「毎日がオープンキャンパス」というスローガンのもと、随時、ARコンテンツを作成し、アップデートしていきます。また、YouTube佐賀大学チャンネルも作成し、作成したコンテンツに関しては、インターネット上でも閲覧できるようにいたします。
今回の目玉コンテンツ
8月10日(水)のオープンキャンパス当日には、次の4点の目玉コンテンツを準備いたします。
1 junaioの技術を応用した「動くポスター」
在校生のポートレート写真を掲載したポスター約50枚を作成。キャンパス内に一斉掲示し、スマートフォンをかざすと、ポスターに映っている在校生が、受験生に向けたメッセージをしゃべり出します。
2 セカイカメラ「在学生 顔タグ」
大学敷地内に浮かべた、在学生の「セカイカメラ 顔タグ」。顔タグをタップすると、動画が起動し、メッセージを話し始めます。そこにはいない先輩たちの声を、新入生は聞くことができます。
3 キャンパス案内エアタグ
大学敷地内の学部棟付近に浮かべた「キャンパス案内タグ」。案内タグをタップすると、その浮かべられている学部の紹介や研究室での風景などを画像と文字情報で見ることができます。
4 junaioの技術を応用した「AR大学案内」
大学案内の写真にスマートフォンをかざすと、学生からのメッセージ、学園祭の風景、サークル活動風景などの動画が流れ始めます。AR技術を採用した大学パンフは、全国でも初の取り組みです。
また今後は、佐賀大学の文化教育学部美術・工芸課程の学生によるコンテンツの作成等を実施していく予定です。先端技術であるAR技術を、大学教育の中に柔軟に採り入れ、世界に発信していきます。
佐賀大学「ARオープンキャンパス」情報発信事業 概要
日時
2011年8月10日(水)からスタート
場所
佐賀大学 本庄キャンパス内・・・・佐賀県佐賀市本庄町1番地
佐賀大学 鍋島キャンパス内・・・・佐賀県佐賀市鍋島5丁目1-1
ARコンテンツ紹介
1 動くポスター
2 セカイカメラ 在学生顔タグ
3 キャンパス案内エアタグ
4 AR学校案内
ARとは
バーチャルリアリティと対を成す概念。拡張現実とも呼ばれ、現実の環境(の一部)に付加情報としてバーチャルな物体を電子情報として合成提示することを特徴とする新しいコミュニケーション方法です。
現在、急速に普及するスマートフォンとともに、ARを使ったスマートフォンアプリが注目を集めており、「セカイカメラ」や「junaio」など、新たなコミュニケーションツールとして、またプロモーションツールとして活用されています。
セカイカイメラとは
多機能型携帯電話(スマートフォン)「iPhone」を始めとしたスマートフォンのソフトウェアを開発する頓智ドット(トンチドット)株式会社が制作した、iPhone用アプリケーション。現実の背景に情報を重ねて表示する「拡張現実(AR)」と呼ばれる技術を用いたもので、iPhoneでこの「セカイカメラ」を起動して街並みを映すと、ポストイットが貼られたように、特定の空間に「エアタグ」と呼ばれる、文字や写真、動画などが映し出される。観光看板、道案内看板や店舗紹介、イベントへの応用など、社会的インフラとしての活用も期待されている。
junaioとは
ドイツのmetaio(メタイオ)が開発したスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ。junaioは、GPSや電子コンパスを使ったコンテンツの表示方法に加え、画像認識を使ったARサービスを提供する。LLAマーカーと呼ばれる画像マーカーに端末のカメラをかざすことでコンテンツが表示されます。
関連サイト
佐賀大学: http://www.saga-u.ac.jp/
サガシテ公式ホームページ: http://sagasite.org/