Blueprintで提案の質が向上した
—セプテーニが「Blueprint」を導入したきっかけをお聞かせください。
菊池:シンガポールで開催されたFacebook主催の「Blueprintアンバサダープログラム」にご招待いただいたのがきっかけでした。APAC各国から広告会社の代表者が集められ、2泊3日のワークショップでBlueprintについて学んだのです。
本来なら運用担当チームのメンバーが出席すべきですが、英語が得意だったということもあって営業責任者である私が参加しました。現地でBlueprintを体験して、Facebook広告の考え方を提案に活かすことができるようになり、結果として営業担当者として参加したのは良かったと思います。
—セプテーニがBlueprintを営業担当者にも受講させた背景には、まず菊池さんが体験したという背景があったのですね。
菊池:はい、そうです。また、クライアント側のFacebookに関する知識も高まっており、フロントに立つ営業担当者が基本的な知識を持った上で提案できる必要があり、Blueprintの活用が最適だと考え営業に導入を決めました。
田中:私たちセプテーニは2010年よりFacebook関連サービスの取扱いを開始しており、運用実績やノウハウには自信があります。しかし一方で、Facebookの広告プロダクトが複雑化してきており、社内でも用語の使い方や施策の組み立て方が属人的になりつつあるという課題がありました。そこでBlueprintで基礎から改めて学ぶことでFacebookに関する共通認識を持ち、サービスの品質を安定させたいという狙いもありました。
—クライアントや広告会社にとって、Facebook広告の重要性が高まっているわけですね。
菊池:はい、Facebookが媒体のメニューに入らないケースはほぼ無く、提案の主要な柱の一つになっていることは間違いありません。特に海外に広告を配信する際は、まず初めにFacebookの名前が上がります。日本にいながら海外への広告配信・運用ができる点は非常に魅力的ですね。また、動画など新しい広告手法の採用が早く、広告フォーマットも多彩なので、営業として新しい提案がしやすいと感じています。
—実際に「Blueprint」を受講した部門とプログラムを教えてください。
菊池:営業部門と、運用を担当するコンサルティング部門を対象にしました。営業では、ソーシャル広告を提案する可能性のある営業メンバー約150名(※)のうち約8割が受講しました。プログラムは、一般的な広告の種類やトラッキングの方法など、クライアントとコミュニケーションを取る上で必要な知識をピックアップしています。
田中:コンサルティング部門では約50名(※)が受講しました。すでにFacebook広告に携わっているメンバーからスタートし、その後に海外拠点の運用担当者や中途社員にも展開していきました。プログラムは基本的に営業と同じですが、ターゲティング方法やベストプラクティスなど、運用の基礎をしっかり学習できるようなものも選んでいます。
(※2016年3月末時点)
—営業担当者は普段の業務が忙しく、受講させるモチベーションの管理が難しいと思います。なぜ受講率8割という高い数値が実現できたのでしょうか。
菊池:半ば強制的に受講させた、という面はありましたね(笑)。ただ、会社としてもFacebook広告に注力していたので、Blueprintの重要性は担当者それぞれも理解していたのだと思います。自分でも受けてみながら、所要時間などもアナウンスしていきました。
田中:そうですね。Blueprintには「Blueprint認定」という資格試験もあります。試験をパスする人数を増やすことで「Facebookといえばセプテーニ」というイメージを更に強化したいという思いもありました。
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