わが社の講座活用法㊶ビーワークス

クライアントの課題に合わせ、出版物の制作からWebやアプリ開発まで幅広いソリューションを提供するビーワークス。そうした中で、視野を広く持ちチームをまとめる力をつけるために講座を活用した、営業グループ 若生綾子さんに話を聞いた。

営業にも企画力を–
クライアントの課題を広く捉えて解決に導く

ビーワークス
出版サービス事業部 出版制作部 営業グループ 若生綾子さん

若生さんの所属する出版制作部は、主に出版社をクライアントにエディトリアルデザインや制作物のデザインを行う。しかし最近では、単に媒体制作に留まらずプロモーションの全体企画まで求められ、提案の幅が広がっている。そうした中で、営業部門でも企画力が必要だと感じていた。

同社では、クライアントからのヒアリングをもとに、職種の垣根を越えてアイデアを出し合う。その際に営業として、プロジェクトを俯瞰して意見をまとめる役割が求められる。部門も聞き出した課題から企画する力が求められる。「一つのプロジェクトに関わる人や職種が増える中で、いかにメンバーや外部スタッフの意見を引き出し、まとめておいくか。そのスキルを学びたいと考え、外部セミナーへの参加を検討しました」と若生さんは受講の経緯を話す。

そこで、学生時代に講座を活用したことがあった宣伝会議でクリエイティブディレクション講座の受講を決めた。全15回の講義では、一流のプレイヤーから企画を立てる際の視点や発想法について学ぶ。実際に講座を受けて、「成果を上げた企画の背景や実施に至るまでの詳しい話を第一線で活躍する講師から直に聞くことができ、貴重な経験になりました」と若生さん。

講座で触れた考え方や事例は、クライアントの抱える課題を広く捉え、それに合わせた提案を行うための視野の広さを身につけるきっかけになったという。また同社では、外部セミナーで得たノウハウをチームに還元するようにしており、そ会議や掲示板を活用した情報共有をする。その他にも、外部審査員を招いて「デザインアワード」というクリエイティブの社内コンテストを定期的に開催して、アウトプットと共有を図っている。

若生さんは今後の目標について、「講座で得た考え方をもとにチームや外部スタッフの意見をまとめ、クライアントに主体的な企画提案をしていきたいです。その上でしっかりと成果を示すことで、より信頼されるパートナーシップの構築を目指しています」と語った。

企画設計を行ったソフトバンクロボティクス「Pepperブレイン」アプリ

ビーワークスDATA

「デザインで世の中を動かす」をミッションに、出版物のデザイン・制作、企業の販促企画・制作、メディア制作支援システム開発、ゲームアプリ開発など、あらゆる媒体の制作を行う総合デザイン会社。

過去の記事
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