「AdverTimes DAYS 2018」 注目企業を紹介!講演事前レポート(スパイスボックス・handy Japan・PR TIMES・プラップジャパン)

宣伝会議は4月11日、12日の2日間、東京国際フォーラム(東京・千代田区)にて、「宣伝会議AdverTimes DAYS 2018」を開催する。

テーマは「Re:Creation-広告界のコアコンピタンスを見直し、新しい広告のモデル、仕事、役割をつくる」。産業界そして社会における、広告の役割も大きく変わってきている。そこで職種や立場を超えたディスカッションを通して、知識や技術だけでなくリーダーシップや仕事への向き合い方、情熱まで議論を尽くしていく。

本レポートでは広告マーケティングを支援する注目企業の講演内容を紹介する。

ソーシャルリスニングをマーケティングに活かせている企業と活かせていない企業ー。その違いはどこにあるのか?

株式会社スパイスボックス
執行役員
森竹 アル 氏

昨今、生活者の声を自社のマーケティングに効果的に活かすため、ソーシャルリスニングを導入している企業は増加しています。

導入目的も、炎上など危機管理から、自社や競合の評判把握、キャンペーンの効果測定、自社のビジネス周辺のトレンドやイシューの発見まで、と多岐に渡っています。しかしながら、依然としてソーシャルリスニングをマーケティングに活かし切れていない企業も多いようです。

今回のセミナーでは、ソーシャルリスニングを活かせている企業と、活かせていない企業の「違い」がどこにあるのか、ツール選定の基準や社内の取り組み方、パートナーとの協力体制など、複数の視点から検証します。

ブランドコミュニティの形成 〜より効果的なインフルエンサー/アンバサダー施策とは〜

株式会社スパイスボックス
コミュニケーションディレクター
大月 均 氏

スマートフォンの普及やメディア環境の変化により、今やSNS上での広告やPR施策は企業のマーケティング活動に欠かせません。

しかし、SNS時代における生活者は細分化が進み、従来の広告手法だけではアプローチすることが難しい状況になっています。

そのため、SNS上で影響力を持つインフルエンサーによるクチコミマーケティングが急激に普及していますが、ブランドと親和性の高いインフルエンサーを活用できていないケースや、単発の施策によって本来の効果が十分に発揮されていないケースが多く見受けられます。

そこで本講演では、ブランドが情報を適切に届けていくこと、そして、継続的な施策によってファンやコミュニティを形成していくための手法をお伝えします。

インバウンド4000万人を動かす商機戦略 – handy -「旅ナカ革命」が目指す世界

handy Japan株式会社
Vice President – Advertising
岩田 行雄 氏

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催年には4,000万人、2030年には6,000万人の訪日旅行客を迎え入れ、これからの日本においてさらに成長産業となる旅行・観光市場。この大きな市場の中でも「旅ナカ」といわれる旅行中の消費行動をどう商機に変えるか?

日本全国23万以上のホテル客室と契約するhandy Japan。ホテルや地域と連携し、ビックデータ活用による顧客理解を支援。

O2O広告事業で訪日客にイノベーション仕掛ける。

動画ライブ配信でメディアイベントの効果を最大限に
〜デジタル時代のPRの新潮流〜

株式会社PR TIMES
マーケティング本部 PR TIMES LIVE/TVサービス責任者
三浦 和樹 氏

近年、スマートフォンの普及に伴いモバイル端末への接触時間が増え、SNS・オンラインでの動画視聴の機会が拡大しています。一方で、そうした生活者の行動習慣の変化を踏まえ、メディアにおいても記事掲出時の動画埋め込みや、情報収集時の動画視聴など、動画へのニーズが増加しています。

本講演では、月間1,000万PV超のPRプラットフォームを運営するPR TIMESが、企業や自治体のPR情報や記者発表会を映像化して発信することで、スマホ時代に情報伝播のポテンシャルを引き出す動画PRの手法について、事例とともにご紹介いたします。

広報をデータで「見える化」する〜2.4億のSNSシェアからみる成果指標とメディアリレーションの定量化〜

株式会社プラップジャパン
戦略企画部 デジタルPRプラットフォーム事業責任者
雨宮 寛二 氏

デジタル化の進展で、職人的なノウハウ依存といわれる広報コミュニケーション分野も、大量データ解析のできる、大きな転換点を迎えています。当社が保有する1,300万件の記事データと2.4億を超えるSNS反響データからみる日本メディアの実像と、データドリブンな広報の新しい成果指標を紹介します。

加えて、記者との関係や露出までのプロセスをデジタル的・定量的に管理し、感性だけでなくデータで”広報的成功”を再現するために必要な考え方と実践的ツールを事例に基づいて紹介します。

広報・PRをデータで「見える化」することの意義と効率をお知らせするセッションです。


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